6月17日、愛知県支部が主催し（国土緑化推進機構「水と緑の森林ファンド」助成）、ウズベキスタンで進む沙漠緑化プロジェクトについて広く知ってもらおうと、トークイベントを開催しました。支部の光岡保之会長が進行役を務め、現地でプロジェクトを担当する冨樫智氏（オイスカカレッジ）と本部・海外事業部の長宏行部長が登壇し、プロジェクトの背景や進捗、また今後の展望についてレポートしました。

冨樫氏は、現地での植栽の難しさの一例として、土壌EC（電気伝導度）の高さを示し、塩類集積が進んだ場所では生育の状況が芳しくないと報告するとともに、そうした状況を改善するために、沙漠に自生する薬草類を研究し、植栽していく計画であることを紹介しました。

参加者からは、10月に開催される同地へのスタディツアーへの参加を希望する声も多く聞かれ、今後のプロジェクトへの関心の高まりが期待されます。