2008年7月3日

各地で協働の森づくり活発に 社員と、家族と、力を合わせて森を育てる

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  • 5月10日、ANAインターコンチネンタルホテル東京の社員やその家族約60名が甲府市内の国有林「つつじヶ崎の森」で植林を行いました。同社が2007 年4月より林野庁・山梨森林管理事務所とオイスカとの協働で進めている「ANAインターコンチネンタル東京の森」の森づくり活動の第3回目となります。当日はあいにくの雨でしたが、参加者たちは1本1本丁寧に木を植えて、予定の400本を植え切りました。
    5月 17日には、㈱東急ホテルズの社員やその家族37名が、山梨県北都留郡丹波山村高尾天平村有林で植林を行いました。同社が07年11月に丹波山村およびオイスカとの3者で調印を済ませた「東急ホテルズ・グリーンコインの森」に基づく活動の第1回目となるこの日は、丹波山村から村長ほか役場職員などが参加し、開始式では村長の岡部政幸氏が挨拶に立ちました。また、調印式の際に立会人を務めた「やまなし森づくりコミッション」からも2名が参加し、同社社員らと一緒に植林をしました。

    翌18日は、山梨県甲府市川窪町字芹沢地内で、山梨・長野・神奈川の各県でスーパーを展開する㈱オギノの社員ら約140名が参加した「オギノの森」の植樹祭が行われ、ヒノキなど約1000本を植樹しました。「オギノの森」は同社が、山梨県、オイスカと協働で6年間にわたり森林整備を行うプロジェクトで、県が推進する「企業の森推進事業」の地元企業第1号として、今後は植林だけでなく下草刈りや間伐などの保全活動も実施していきます。オギノではすでに節電やマイバッグ運動などCO2削減に向けた活動に精力的に取り組んでいますが、今後は植林活動を通して「美しい郷土を次の世代に引き継いでいきたい」としています。

    「富士山の森づくり」での植林の1コマ。
    シカの食害対策用ウッドカードを苗木に取り付けます。


    また、2年目を迎えた「富士山の森づくり」活動の植林が、㈱オルビス・(株)pdc・いすゞ自動車㈱(5月17日)、KDDI㈱・㈱ニコン(5月24日)、日本再共済生活協同組合連合会(5月31日)、東京電力㈱(6月1日)、昭和シェル石油㈱(6月7日)、オイスカ(6月8日)の、7社・2団体により行われました。実施地は昨年と同じ山梨県南都留郡鳴沢村字富士山地内の県有林(08年度分の10ha)で、植林を終えた参加者たちからは「気持ちのよい汗が流せた」「また参加したい」などの感想が聞かれました。

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