2013年3月11日

海岸林再生プロジェクト 経済同友会が2度目の現場視察 復興に向けた連携の促進を目指す

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  • 「昨年は何もなかったのに」と9万本のクロマツの苗にプロジェクトの進捗を実感する声も

    東日本大震災から2年を迎えた3月11日、(公社)経済同友会 の長谷川閑史代表幹事をはじめとする65名が、追悼行事の 一環として「海岸林再生プロジェクト」を訪問しました。

    林野庁森林整備部の古久保英嗣部長、宮城県農林水産部 河野裕次長(当時)をはじめ、被災地の森林再生を担う行政 当局幹部から、国や県の海岸林再生に関する方針をご説明 いただき、その一端を担うべく活動を進める育苗場を視察 しました。1千haの海岸林再生を目指す宮城県の河野次長 は、説明の冒頭、「オイスカの計画は、県の目標の10分の 1にあたる。しかも植樹だけではなく、育林も含めた計画 であることに感銘を受けている」と話し、参加者に支援を 呼び掛けました。また、名取市の佐々木十一郎市長も育苗 場に駆け付け、「名取市海岸林再生の会」とオイスカへの 期待と感謝を交え、同市の復興の状況などの説明をしてい ただきました。

    今後も行政の計画に基づき、各方面との連携を深めながら 海岸林の再生に向け活動していきます。

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