2013年9月20日

海岸林再生プロジェクト 来たる植栽に向け造成地を視察 ボランティアによる草取りも

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  • 9月20日、オイスカ会員や「海岸林再生プロジェクト」を支援する企業担当者ら36名が宮城県南部の海岸を視察しました。一行は、仙台森林管理署海岸防災林復旧対策室の梅木洋一室長案内の下、仙台市若林区の荒浜地区で林野庁による海岸防災林復旧工事現場などを見学。寒風、強風、乾燥といった予想以上に厳しい沿岸部の環境を知り、復旧の難しさを学ぶことができました。
    翌21日には、「名取市海岸林再生の会」メンバーらとボランティア43名による育苗場の草取りが行われました。4月の播種や移植作業も体験した方は、順調に育つ苗に愛着を感じている様子でした。また、企業の担当者が多い中、個人で参加した方からは「個人レベルでできることは小さいが、今後もこうした活動への参加を通じて協力していきたい」といった感想が聞かれました。

    生物の多様性保護に努めながら進められる海岸林造成のための盛土工事について説明する梅木室長(左から3人目)

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