2011年11月24日

四国研修センター・JICA委託研修 「自国の発展のために」 研修生ら意欲的に事例視察

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  • JA香川ではパールライス工場で米の品質管理について学んだ

     2011年11月24日~12月6日、四国研修センターで、 国際協力機構(JICA)四国の委託事業による平成23年度青年研修「フィリピン/農村振興コース」を実施しました。今年度受け入れた研修生は、20〜30代のフィリピン中央政府機関や地方行政機関、NGOなどの農村振興に携わっている男性5名、女性10名です。
     
     研修では、「農民組織などの活動および運営」「多様な農産物の販売システム」「農村地域振興事例」を三本柱に、事例の視察が積極的に行われました。ユニークな地域振興活動を展開しているNPO法人グリーンバレー(徳島県神山町)や㈱四万十ドラマ(高知県四万十町)、ヒノキ間伐材で家具づくりを進める大正町森林組合(同大正町)のほか、常設生産者直売店・百姓一(徳島県石井町)、高松中央卸売市場(香川県高松市)、有機農産物の販路確保・促進を目指すグループ・さぬきの有機の里(同丸亀市)などを訪問。厳しいスケジュールでしたが、研修生らは持ち前の明るさと行動力で、母国の発展に役立つ事例を多く持ち帰ろうと意欲的に取り組んでいました。

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