2013年5月18日

北海道支部 支部初の企業との協働イベント 若い世代の活躍に期待

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  • 専門知識を活かし説明をする吉田さん。後方にはふるさとの山並みが

     5月18日、オイスカ北海道支部と㈱アレフの共催により「世界の『子供の森』計画―『グリーンウェイブ2013』の波に乗りませんか!!」と題し、植林などが行われました。これはグリーンウェイブの一環として開催されたもので、同支部では初めてとなる企業との協働イベントです。本年よりオイスカ会員となったデリシャス㈱とその協力会社である㈱アレフが運営する施設「えこりん村」(北海道恵庭市)で、子どもたちとの植樹や生物多様性に関する学習会を実施しました。
     当日は小学生や大学生を含む65名が参加。「えこりん村」庭園にて地域の動植物に関する学びを深めた後、エゾヤマザクラやシラカンバなど郷土樹種6種50本を植樹。昼食後は、同じく施設内にあり田植えなど稲作体験ができる冬期湛水水田「ふゆみずたんぼ」の見学をはじめ〝鎮守の森〞の在り方や里山について学習しました。さらに、 北海道支部の学生幹事である吉田尊智さんが、大学院で学ぶ地質学の専門知識を披露。 地層を見学しながらその土地や山の成り立ち、歴史や自然植生に関する解説に、参加者は熱心に聞き入っていました。
     オイスカの一支部として、海外支援だけでなく、「地元地域での活動を通して世界とつながろう」と、今回初めての参加となったグリーンウェイブ活動。子どもたち、そして若い世代の取り組みを、さまざまな主体とともに協力し応援し世界へと広げていく。北海道支部の挑戦はこれからも続いていきます。

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