2008年9月3日

ミャンマー・サイクロン災害 農家に対する小規模融資を実施

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  • 委員会のメンバー立会いの下での融資の実施。返済についても委員会が全責任を負う(タウンダン村での様子)
    委員会のメンバー立会いの下での融資の実施。返済についても委員会が全責任を負う(タウンダン村での様子)

    オイスカミャンマー農林業研修センターでは、ミャンマー・サイクロン災害への農業復興支援の一環として、小規模融資の実施を決定。実施に先立ち、調査および各村との調整を行いました。その結果、モービー村、レー村、ニャウンラン村、チュンニョージー村、ジョンダーユワマ村、タウンダン村の計6村の農家を対象に、8月5日~7日にかけて貸付を実施しました。

    融資期間は来年2月までの半年間で有利子とし、完済されれば利子の9割は各村での復興事業のための資金として還元する計画です。

    農家への融資は、各村ごとに村長を中心に結成された委員会の責任のもとで実施されました。今後、9月下旬に利子の半額を返済、来年2月に元金と利子残額が返済される予定です。また、それと並行して、種籾を支援した農家のモニタリングを行います。

    チュンニョージー村での小規模融資を受けた農家の方と一緒に
    チュンニョージー村での小規模融資を受けた農家の方と一緒に
    チャウンピャー村の圃場の様子。田んぼに看板を立て、混合肥料も提供し、今後の生育についても記録をとってもらう
    チャウンピャー村の圃場の様子。田んぼに看板を立て、混合肥料も提供し、今後の生育についても記録をとってもらう

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