2011年3月5日

バングラデシュ研修センター ダッカ日本人会らが野菜収穫体験ツアー

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    オイスカのスタッフらと一緒に積極的に収穫作業に参加する子どもたち
    オイスカのスタッフらと一緒に積極的に収穫作業に参加する子どもたち

     3月5日、バングラデシュのダッカ郊外にあるオイスカ・バングラデシュ研修センターで、ダッカ日本人会による野菜の収穫体験が行われました。ダッカ在住の日本人会会員と小中学生、合わせて約40名が参加し、ゴボウやネギなどの日本野菜に加え、現地在来種の豆などを収穫しました。普段、都会暮らしをしている参加者たちは、久しぶりに触れる土の感触を楽しんでいる様子でした。子どもたちも、土の中からニンジンやジャガイモが出てくるのが興味深いようで、小さな手で一生懸命に作業していました。

     日本に比べ、安全な食品を確保することが難しいバングラデシュでの生活。鶏舎から産みたての温かい卵を採った際には、参加者から「明日は卵かけごはんだ!」と喜びの声も聞かれました。有機農業研修の副産物である農作物ですが、大勢の日本人の方々が喜ぶ姿は、オイスカスタッフや研修生の励みとなるとともに、研修生が有機農業の成果を実感するという大きな意味もあります。

     現地では、今後もこのような行事を続けていきたいと考えています。

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