2013年10月22日

サミット株式会社支援事業 東京都杉並区「赤ちゃん木育広場」寄贈式および事前研修会のご報告

  • 国内ニュース
  •   サミット株式会社支援事業  
    東京都杉並区「赤ちゃん木育広場」寄贈式および事前研修会 報告

    平成25年5月18日(土)に、「赤ちゃん木育広場」の寄贈式典と事前研修会が新宿区四谷の東京おもちゃ美術館で行われました。「赤ちゃん木育広場」は、サミット株式会社のご支援で、乳幼児期から木に触れて遊んでもらうことやその姿を見て保護者にも木製品の良さを感じてもらうことで、木材の活用に貢献してもらうことを目的として実施するものです。今回は、その活動を広げるため、杉並区内で子育て支援活動を行う個人、団体の方を公募し、20の個人・団体の方が選出され(一覧参照)、木育としても注目される木製のおもちゃの中から、特に国産の木材をふんだんに使用している19種類のおもちゃをセットにした「木育おもちゃのセット」が寄贈されました。 

    平成25年5月18日 次第

    1. 寄贈式
    2. 事前研修会
    • 「日本の森の現状」 
      大木雅俊(公益財団法人オイスカ)
    • 「木のおもちゃで木育を考える」 
      浅田茂裕氏(埼玉大学 教育学部教授)
    • 「木育おもちゃの活用」 
    • 「赤ちゃん木育広場のおもちゃの活用と運営の実際」
      石井今日子氏(認定NPO法人日本グッド・トイ委員会)
      遠藤智史氏(認定NPO法人日本グッド・トイ委員会)
    1. 寄贈式典

     木育おもちゃセットは、サミット株式会社より杉並区社会福祉協議会へ、同協議会から20の個人・団体へ寄贈されました。

      2. 事前研修会

    • 「日本の森の現状」   公益財団法人オイスカ 大木雅俊

    ・私たちは、日本の森があることで、きれいな空気や水等の恩恵を受けている。
    ・ かつては林業により管理されていた森が、林業の低迷により、手入れが行き届かず荒廃する森が多くある。
    ・ 国産の木材が利用することで、林業や森林を保有している地域を活性化する事が森林保全につながる。 

    • 「木のおもちゃで木育を考える」   埼玉大学 教育学部教授 浅田茂裕氏

    ・木の特徴は人を落ち着かせる。
    ・ 木のおもちゃを使うことで、子どもたちの感覚や語彙力等の発達、自然理解につながる。 

    • 「木育おもちゃの活用」   東京おもちゃ美術館 赤ちゃん木育事業部 石井今日子氏

    ・ おもちゃは、その赤ちゃんの年齢によって利用の仕方がちがう。おもちゃの遊び方は一通りではない。
    ・ 保護者の方と一緒に遊んでもらうことで、赤ちゃんがおもちゃにもっと興味を持つ。 

    • 「赤ちゃん木育広場のおもちゃの活用と運営の実際」   ウッドスタート事業部 遠藤智史氏

    ・ 「木育」の広がりや実際に木のおもちゃを作っている方についてのお話をしました。

    さまざまな内容で講義を行います(大木)
    一つ一つのおもちゃについて紹介(石井氏)
     
     
    参加者の皆さんの前で実演
     

    皆さん真剣に説明を聞いていました
     
     
    「赤ちゃん木育広場」活動 参加者一覧 (選考結果)

    今川母親クラブ
    NPO法人 すぎなみ子育てひろばchou chou (シュシュ)
    お産とおっぱい・おしゃべり会
    佼成育子園
    子育て支援サークル「ぱお」
    子育て仲間ほっぺ (NPO法人 カモミール)
    こまどり母親クラブ
    佐藤 久仁子 (個人)
    社会福祉法人 けいわ会
    心理・発達相談室 こぐま (公益社団法人 家庭生活研究会)
    すぎなみ保育グループ
    杉並冒険遊びの会
    杉並ゆりかご保育園
    スギヤマ カナヨ (個人)
    すくすく子育てサロン和田堀
    母親クラブ 木の実会
    母親クラブ 三色すみれ
    母親クラブけやき会
    母親クラブぶどうの会
    ほっとサロン
    (団体名 五十音順)

     
    公募のお知らせはこちらから(2013年3月26日掲載)

    アーカイブ