2015年5月1日

オイスカ・バングラデシュ 時代の変化やニーズに合った 魅力あるモデルファームを目指す

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    センターで採れる有機野菜で育った鶏が産む卵は、
    安心でおいしいとダッカ在住の日本人に評判。
    さらなる品質向上を目指す

    急速な経済発展に伴い、首都ダッカ近郊にあるバングラデシュ研修センター(以下、センター)周辺の環境も、この10年で大きく様変わりをしてきました。田園が広がるのどかな風景が、今は縫製工場や靴工場が建ち並ぶ軽工業地帯となっています。こうした時代の変化や要請に応えるべく、海外事業部調査研究担当部長の長宏行が2月に現地に赴き、小杉辰雄駐在代表をはじめ同総局会長、研修生OB会長らを交え合議の場がもたれました。
    今後の方針として、センターで生産される農産物をより付加価値の高いものとすること、日本の外務省の助成により建てられた養鶏施設と魚養殖施設については専門家の雇用や招聘を行い、最大限の活用を目指すことが決定。また、近隣工場の新入社員研修を請け負うなど、施設の有効利用による自助努力での収入向上に向け順次計画・実施の予定です。そのひとつとして訪日研修生OGを積極的に採用し、食品加工に着手することも検討しています。高い購買需要を背景に、収益力あるモデルファームを目指します。

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