2016年12月21日

「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画」 JICAによるECO-DRR研修 6ヵ国の政府職員が現場を視察

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  • 参加したのはフィリピン、ミャンマー、マレーシア、パプアニューギニア、マラウイ、マケドニアからの7名。寒さを気にすることなく、積極的に質問する姿が見られた
    参加したのはフィリピン、ミャンマー、マレーシア、パプアニューギニア、マラウイ、マケドニアからの7名。寒さを気にすることなく、積極的に質問する姿が見られた

     11月24日、JICAが招聘した6ヵ国の政府職員7名が「海岸林再生プロジェクト」の現場を訪問しました。JICAでは、日本が誇る治山に関する知見や技術を活かしたプロジェクト支援を世界各地で行っており、今回はその一環として「森林等生態系を活用した防災・減災」(ECO-DRR)に関する研修のため7名を招聘。一行は、プロジェクトの佐々木廣一統括から育苗・造林・育林をトータルで考えた計画や管理、雇用を含めた地域社会との繋がりやNGOとしての役割などについて説明を受け、「計画性に優れた運営に驚いた」と感想を述べました。
     プロジェクトではこれまで6年で、フィリピン中部で実施する防災プロジェクトなどの各国スタッフや、メディア、学生など約70ヵ国、300名の外国人の視察・研修を受け入れてきました。今後も海岸林の再生の場を、国内外の「実践的研修の場」としても機能させ、プロジェクトを推進していきます。

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