2017年3月7日

「森のつみ木広場」 国産材の利用促進や情操教育も 多様性あふれる取り組み拡大中

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  • 「森のつみ木広場」は2005年の開始以来全国各地で開催され、近年は活動を担う人材の育成や、被災地における子どもの心のケアを目的としたケースも多くなりました。

    住田町でのインストラクター養成講座。つみ木のやわらかな肌ざわりを体感
    住田町でのインストラクター養成講座。
    つみ木のやわらかな肌ざわりを体感

    岩手県住田町でのインストラクター養成講座では、地元から参加の20名が広場の意義や進め方を習得。〝森林・林業日本一のまち〞を目指す同町にふさわしく参加者からは意欲的に取り組む姿が見られ、今後の活動の広がりが期待されるものとなりました。オイスカの首都圏支部では講座を受講した会員主体による実施が増加しています。また、熊本地震の被災地では支援の一環として御船町の3保育園につみ木を寄贈。東日本大震災の被災地でも、現地の方が独自に広場を開催できるようNPO法人と協力しながら働きかけを継続しています。
    森林の多面的機能の啓発や国産材の活用、環境教育、心の育成、震災支援などさまざまな可能性を持つ「森のつみ木広場」。それぞれの目的に沿ったかたちで、今後も活動を展開していきます。

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