ANAホールディングスおよび、ANA総合研究所が発行している、
「ていくおふ」誌(2017年1月発行)に当プロジェクトを大きく紹介いただきました。
今年度は原稿依頼がずいぶん増えて、うれしい悲鳴です。
当プロジェクトをご紹介いただくのは、林野庁「東日本大震災にかかる海岸防災林の
再生に関する検討会」座長で東京大学名誉教授の太田猛彦先生(オイスカ顧問)に
ご紹介いただいて以来、2度目です。バックナンバー(2012年 No.131号)
http://www.ana-ri.co.jp/business/takeoff130-139.html
今回は1月末まで
●国際線機内搭載
→各座席には設置しておりませんので、客室乗務員までお知らせください。
●成田(国際)、羽田(内際)、関空(内際)のANAラウンジ、SUITEラウンジに配備
→冊子での閲覧が可能です。
●ANAラウンジ内デジタルコンテンツサービスに掲載
→PDF記事をダウンロード可能です。
自分で言うのも本当に恥ずかしいのですが、仕事ですから、
「もしANA機で海外に行く機会があれば、ぜひご覧ください」
170101「ていくおふ」イメージ
ANAからオイスカにご協力いただいたこれまでの歩み、その時の「稀な体験」も
織り交ぜて、こういう時こそと御礼の気持ちを込めて、一生懸命書かせていただきました。
ゾウを運んだり、海岸林支援のお申し出は2011年8月と早く、
ボーイング787に席をたくさん融通してくれたり・・・
2年連続でANAオープンからもご寄附いただきました。
貴重な機会のご提供と執筆にあたりご尽力いただいた、
ANA総研の皆さまに、心から御礼を申し上げます。
*WEBでの公開は1年後となります。
*ANAのK.H君へ
機内から撮影してくれた写真、「社員ボランティアが撮影」というキャプションは
カットとなってしまいました。僕が撮ったようになっていて本当にゴメンね!

雪の植栽地

2017年1月18日( カテゴリー: 現場レポート )

1月13日夜、やはり降雪。
翌日朝、あまり積もってませんでした。
曇天だし、いい写真は期待できなそう。
なんだかんだ言って、雪の写真は貴重。積もるまではあまり降りません。
林広報室長とやり取りしながら、毎月クロマツの生長を追い続け、
多くの方に広報してくださる三菱UFJニコスのカード会員情報誌
「Partner」担当のMさんに送る写真を送ろうと現場に。
知らないオジサンが飛行機を撮ろうとクロマツ林の中に入って行った。
三和建設の各種工事は今日も続行中。人数は少なかったけど。
現場の様子、ご覧ください。

2014年植栽地。やっぱり現場に来ると、いつまででも居たくなります

2014年植栽地
やっぱり現場に来ると、いつまででも居たくなります


2016年植樹祭植栽地。何とも貧弱で、窒素不足で黄色に近い色ですが枯れていません。春伸び、秋伸びを経て、1年後には逞しくなります。

2016年植樹祭植栽地。何とも貧弱で、窒素不足で黄色に
近い色ですが枯れていません。春伸び、秋伸びを経て、
1年後には逞しくなります


植えてから2年9か月。このぐらい経つと窒素不足の黄色くなった葉はありません。しっかりした緑色

植えてから2年9か月。このぐらい経つと窒素不足の
黄色くなった葉はありません。しっかりした緑色

雪の育苗場

2017年1月17日( カテゴリー: 現場レポート )

1月13日夕方、「今晩は雪だろう」と判断。
雪の写真も撮っておきたいので、帰京予定を変更し、名取に宿泊。
仙台で降っても、名取では降らないことも多いし。
翌日、路面も凍結しているので、少しゆっくりの起床。
まずは育苗場へ。寒冷紗が、風で何か所かまくられていたので手直し。
今期一番の寒さ。事務所につららができていました。
「仕事は少しだけ」と思っていたのに、ついつい長引いて昼に。
窓から見てもカラスとムクドリしかいない。
あんなにいつも騒がしかったスズメなど、今頃どこにいるんだろう?
あまり積もっていません。2cmというところ。
雪の育苗場、約18万本を、どうぞご覧ください。
*全部は一枚に収まっていませんが。

2016年播種の1年生苗には寒冷紗で覆います

2016年播種の1年生苗には寒冷紗で覆います


2015年播種の2年生苗は何も覆いません。今年植える苗です

2015年播種の2年生苗は何もしません。今年植える苗です


寒くてもへっちゃらです。

寒くてもへっちゃらです


明日は雪の名取の松原を。

この時期は公共工事真っ盛り。
3月の工期に間に合うように。
林業会社在籍時代、この時期は「社長の近くになるべくいない」のが
社員の鉄則でした。小さな会社なのでトバッチリが直接来るから。
いま防風柵を設置している場所は、正しい山砂なので、防風柵の支柱穴は
ドリルで掘っていました。これまでの場所は正しくない「山砂」のため、
ドリルを存分に使えない場所が多く、かけやで、人力で支柱を刺す音が響いていました。
建設会社の従業員は「どの会社だ?これ盛ったのは?」と言っていたでしょう。
昨日もお伝えした通り、いろいろな種類の工種を三和建設1社で行っています。
・2017年植栽地の植栽基盤盛土掻き起こし、排水対策工事、
・2016年植栽予定地の防風垣設置,排水対策工事
・2018年?植栽予定地、北釜ゲート付近の生育基盤盛土工事、
防潮堤沿いの作業道と生育基盤盛土工事
・2014年植栽地の作業道かさ上げ工事

2017年植栽地の生育基盤盛土の掻き起こし工事。植付時に柔らかい土であるように

2017年植栽地の生育基盤盛土の掻き起こし工事
植付時に柔らかい土であるように


2016年植栽地のサイクリング道の中央の作業道を、1m切り下げて排水溝と兼用に

2016年植栽地のサイクリング道の中央の作業道を
1m切り下げて排水溝と兼用に


排水対策工事は、主に作業道を1m切り下げて、排水溝兼用となります。
防風垣は昨日お伝えした通り。
2018年?の植栽地はゲート前。図面のイメージと実際が一致しました。
防潮堤沿いの作業道は4m道1車線。何か所、どこですれ違えるかわかりました。
2014年植栽地の道は随分広くなった印象で、敷砂利はこれから?だと思うので、
ダートです。四駆でないと×。
次に名取に行くのは2月1・2日。
今度は、来年の我々の施業のポイントに絞って実踏します。
我々の作戦を考え始めます。
空港最寄り北釜地区。乗馬場跡地、宅地など保安林ではなかった場所の工事の行方はまだ決まっていないため、この辺りは予想通り、2020年、最後の植栽地になるだろう

空港最寄り北釜地区。乗馬場跡地、宅地など保安林では
なかった場所の工事の行方はまだ決まっていないため、
この辺りは予想通り2020年、最後の植栽地になるだろう

2016年植栽地に防風柵設置中

2017年1月15日( カテゴリー: 現場レポート )

1月13日、1ヵ月ぶりに名取に出張し、現場に出ました。
吉田用語の「実踏」は、文字通りガッツリ歩くときのこと。
今回は車でザーッと「巡視」。いつも海岸林の現場以外の変化も注視します。
毎日がSomething Newです。
①公共工事の状況把握、②変化をつかむ、③異常がないか確認するのが目的。
今回の見どころを優先順で言うと、
・2017年植栽地の排水対策工事、
・2016年植栽予定地の防風垣設置工事、生育・枯損状況
・2018年?植栽予定地、北釜ゲート付近の盛土工事
・2014年植栽地の作業道かさ上げ工事
・2015年植栽地の点検
これらは、市有林、県有林の箇所。
被害が甚大な場合、所有者を問わず国費で復旧する「民有地直轄治山事業」
(通称:民直)として国(林野庁)が発注し、三和建設さんが盛土に加え、上記も受注。
文字通り、「自分事として」仕事をして下さっているように見えます。
今期一番寒いなか、上記を全部並行していただいています。

名取海岸林だけで毎日20人以上働いているのでは?

名取海岸林だけで毎日20人以上働いているのでは?


「現場百遍」
繰り返し工事の途中を見ていると、いろいろな情報、気付きが得られます。
佐々木統括や清藤先生は、私の3分の一ぐらいで済ませますが、
私にそれはできません。
ちなみに去年植えた木の生育が気になっていました。急に枯損が増えていないか。
でも、厳寒期だからあまり変化はないはずと踏んでいましたが、
おかげさまで大丈夫でした。
防風柵設置施工前

防風柵設置施工前


施工後

施工後


防風柵の工事が本格化しています。
よかった。よかった。

1月12日、オイスカ宮城県支部新春懇談会がホテルグランテラス仙台国分町(会員)であり、
会員の半数近い61人が出席。定期会合は6月、1月の2回。幹事会も2回。
来年度事業計画をお伝えしました。
2ヵ月で10件増。144件に増えた会員増強委員会の成果報告や、遺贈セミナー開催計画も。
仙台国際空港や仙台空港アクセス線も新会員。
同日、チーム海岸林は「Post2020対策会議」をやったので、佐々木廣一名取事務所統括と私に加え、
清藤城宏緑化技術参事、小林省太アドバイザー(元日経新聞論説委員)、菅文彦アドバイザー
(コーズ・アクション代表)も参加。本部からの報告は柿沼瑞穂 組織担当部長が。
そして、海岸林報告では、植樹祭・ボランティア日程、県内の寄附者が件数的に全国トップ、
会費に加えて寄附もボランティアもと言うケースが多いこと、
そして、新会員として初出席の大槻壽夫さんを紹介。
「私が引き受ける1,900人のボランティアを、一緒に全員ご指導くださる方です」と。
とっても大きな拍手が自然に。

名取市民スーパーボランティアで、新会員の大槻壽夫さん

名取市民スーパーボランティアで、新会員の大槻壽夫さん


今夜の講演はサプライズ。
楽天ゴールデンイーグルスのシニアアドバイザーで、仙台大学副学長のマーティンさん。
講演タイトルは「T.E.A.M」。本当のチームプレー、チームワークについて。
「もっとチームワークが良くなれば、日本のプロスポーツはもっと伸びる」
放映権料だけ見ても日米の差は比較にならない開きが。
野球は全体で纏まって行動せず、一部の球団だけが「わずかに」儲けている。
今すぐ活かせる示唆に富んだ話。あっという間の30分。
クイズがいっぱい。小林さんは2問正解。
私は1問当てて、嶋選手のプロ野球カードをいただきました。
講演の後、柿沼部長がおもむろに立って、
「マーティンさん、今オイスカの会員になってくれました」と。
さすが部長。秒殺で獲得した。さっき会ったばかりだろ(笑)
「じゃあ、私は145人目の会員ですね!」とマーティンさん。
いつも通り、楽しい会でした。
毎月寄附を続けてくださっている航空燃料を取り扱うパシフィック(会員)の鈴木賢司社長

毎月寄附を続けてくださっている航空燃料を取り扱う
パシフィック(会員)の鈴木賢司社長


仙台トヨペットさんは30年以上の会員で、毎月寄附、毎月社員5人が8時間耐久ボランティアを。懇談会にはこのSさんも出席

仙台トヨペットさんは30年以上の会員で、
毎月寄附、毎月社員5人が8時間耐久ボランティアを。
懇談会にはこのSさんも出席


楽天に名取北高校OBの岸選手が入団しました。
去年は1回しか行けなかったから、応援に行くぞ。
マーティンさんを早く訪ねて、海岸林のことも相談してみよう。
最後に一言、会員募集しています!

再びネコ発見

2017年1月13日( カテゴリー: いきもの, 現場レポート )

名取の復興の現場に野良猫がいる余地はあまりないのですが。
昨年秋、マレーシアのサラワク大学の学生さんたちが視察研修に来た時、
マツの防風柵の上で、のんびりしている猫がいてビックリ。
変なところにいるし、逃げもしないし、すごく肥えてるし。
15人ぐらい相手に説明しているすぐ後ろ。
学生さんたちは誰も気づかなかったけど、猫は逃げない。
こんなに近くで聞くんかい?!
DSC_0016
たぶんその猫です。
以来、1年ぶりにまた会いました。
盛土工事の三和建設さんの事務所の前で。
相変わらず太ってる。
友達いなくて寂しくないんかい?
こっちは車。
道の真ん中を歩いてこっちに向かってくる。
車を止めたら、運転席の横まで来て、しゃがみ込んだ。
DSC_0018
腹が減ったのね。俺なにも持ってないよ。
この様子だとオジサンたちにご飯もらってるんだな、いつも。
ネズミを食べて太ったのかと思ってたけど、
ネズミは副食なのかな。
今年は、DASH村みたいに、夜の生態系をカメラで撮ることも少し考えてます。
結論は大体わかっていますけど。画像に収めたい。
震災後2年間コブハクチョウが一匹、ずーっといたけど、あの士はどこ行っただろ。

 
去年はこの柵の上でじーっとしていました

去年はこの柵の上でじーっとしていました

海岸林ブログ 1,402回目の更新

2017年1月12日( カテゴリー: 本部発 )

震災から5年10ヵ月が経ちました。だいたい2,130日。
以来ブログは1,402回目となりました。
打率は6割5分7厘。
クロマツ生産について地元農家と行政とともに、熟慮と協議を重ね、
林業種苗法に基づき「種苗生産登録講習会」の開催を含む合意形成が整った
2011年9月にプレスリリースして、晴れて正式に海岸林再生プロジェクトを発表。
そういう作業と並行してホームページページ立ち上げを行いました。
初めてのブログは10月30日、「ボーイング787に乗って被災海岸林視察ツアー」
170人参加のレポートでした。
「ブログを書いたら」とは、オイスカ海岸林アドバイザーで、コーズ・アクション代表の
菅文彦さんの勧めでした。私はアナログタイプなので、かつてブログとか全然興味なく、
「え~~」(面倒くさいの意)と言った記憶があります。
10月から2012年の2月までの5ヵ月間は、28回しか書いていません。打率1割8分7厘。
記録しなければいけないことばかりの毎日だったのに。
ですが、名取市海岸林再生の会発会、初めての播種という2012年の2月あたりから
すごく書くようになりました。月30日中32回書いた月も何度かあります。
「誰にも読まれなくても書き続ける」と決めました。
書くのは私ではありませんが、オイスカ本部HPの英語版でも報告は更新しています。
実は相当重宝しています。
業務時間内にデスクでブログ書くことは少なく、だいたい電車の中とかで書きます。
業務の分業とともに、私以外に書いてくださる人も増え、楽になりました。
だんだんわかってきたのですが、ブログを書く目的はたくさんあります。
① 毎日何をやっているか、誰に対しても報告義務を極める姿勢を示す
② 技術面を含め、海岸林の復旧にあたる関係者、研究者への情報公開
③ 日記のように自分たちの記録にする
④ 支援者との意思共有、進捗報告、予定の連絡
⑤ 復興状況全体の発信
支援者・ボランティアなど我々の「チーム海岸林」は大きいので、
とくに④については予期せぬ効果があることが後でわかりました。
役所の人や、企業のご担当、熱心なボランティアは時々目を通してくれるので、
会った時に「話が早い」。ボランティアの方は状況を把握してから現場に来る。
「読者の皆様に感謝」という言葉が、いつも私の心の中にあります。
読んで下さって本当にありがとうございます。

手前は寒冷紗で覆われた2018年植栽予定の抵抗性クロマツ苗約9万本。奥は2017年植栽予定の約8万本

手前は寒冷紗で覆われた2018年植栽予定の抵抗性クロマツ苗
約9万本。奥は2017年植栽予定の約8万本


今年も4月末ごろ植栽開始

今年も4月末ごろ植栽開始


育苗2年目の苗は寒冷紗で覆わず、雪が降ってもそのままです

2年目の苗は寒冷紗で覆わず、雪が降ってもそのままです

1月10日・11日、秋田県能代市をコーズ・アクションの菅文彦代表とともに訪ね、
「風の松原」の関係者から官民連携の姿について、たくさんお話を伺いました。
東北森林管理局、米代西部森林管理署、秋田県山本地域振興局、能代市役所、
秋田県立大学木材高度加工研究所、風の松原の再生と共に歩む会の皆さんには
大変お世話になりました。
年末からの雪、大荒れの予報に警戒しながらでしたが、ほとんど影響を受けることなく、
今回は林内実踏は目的ではなかったので、ひどい思いをすることなく、
いまは仙台に戻る秋田新幹線の車中です。
●「風の松原」(全長14km、759ha)の概要
所有:国:342ha、県:272ha、その他民有林(市有林・財産区等):145ha
   *米代川を挟み、北側:八峰町からの峰浜海岸、南側:風の松原759haなどと合わせ、地域全体では1,000ha以上、日本最大規模の海岸林群です。
樹齢:およそ30~50年生。一部160年生。
林内を歩く・走るなど「利用する市民が多い」ことも特徴です。
1484103681084
●私なりに整理した「近年の主な官民連携史」
1978年:能代青年会議所が林内のゴミ拾い開始。1日で50t回収。
    「クリーンアップ作戦」は今も継続中。ほぼゴミなし。ゴミを探す方が難しいそうです。
1980年:国有林(飛砂防備保安林)の多くを「保健」保安林に重複指定。
1987~96年:市「整備事業」開始。
    ・10年で1.2億円計上。
    ・四阿、案内板、トイレ、ベンチ、アスレチック、水飲み場、ランニングコースなど設置。
1999年:松くい虫確認(2002年~被害急増し、いまは減少)
2003年:「風の松原に守られる人々の会」(2001年設立)県有林にて補助金獲得、樹幹注入など実施
2004年:松くい虫対策の初の住民説明会(官民が共通認識を持って対応する目的)
   :「ボランティア大会」開始
    ・事務局:風の松原ボランティア協議会⇒現在の事務局は「風の松原の再生と共に歩む会」
    ・15年継続中、700人前後参加、毎年200tに迫る規模の落枝拾い)
2009年:能代市「風の松原保護検討協議会」設置
    ・1年間7回開催、国・県はオブザーバー参加。5項目を提案。
     ①発揮すべき機能を重視したゾーンニングの設定
     ②風の松原の歴史的背景と文化的意義の啓蒙
     ③「白砂青松を感じられるエリア」の設定
     ④国・県・市・市民の役割分担の明瞭化
     ⑤国・県・市・市民の連携強化
2010年:能代市「風の松原連絡協議会」設置
    ・会長:県立大学髙田教授。11回開催し解散。
    ・連絡協議会の機能を集約する形で「共に歩む会」の設立を提案
2011年:風の松原300年祭
2014年?:「風の松原の再生と共に歩む会」設立(会長:能代商工会議所 佐藤元副会頭)
    ・4月中旬のボランティア大会運営(歩道沿いなど広範囲で約200t近い落枝拾い、14回目の去年は
     750名参加)を継続中。
    ・事務局は能代青年会議所内
    :「ふれあいの森」協定締結(国有林2ha)
    ・国・市・秋田県立大学木材高度加工研究所・共に歩む会
    ・国有林2haの整備(下草刈りを森林組合に委託、12月落枝拾い)
1484103661623
あまりにも簡単で恐縮ですが、印象をまとめると、
・多様な価値観の中、今の姿にまとまるまで、推察通り、長年にわたる大変なご苦労があった。
・民間側に人を束ねられる「よき親分」や、体を張って議論をまとめられる「リーダー」がいた。
・目指すべき森の姿(国有林:「管理経営の指針」)が明瞭。
・飛砂防備保安林に加えて保健保安林を重複指定している意味は大きい。
・国・県・市・民間の風通しが非常に良いように感じた。
・能代市役所に林業木材の担当課があり、職員が4人もいることに驚いた。
・大量の落枝、伐採木などはバイオマス発電で焼却処分する「出口」に恵まれている。
今日は名取事務所で、Post2020に関する会議をします。
たたき台のたたき台を、佐々木統括、清藤参事、アドバイザーの小林さん、菅さんとともに
チームでまとめる作業に入ります。
荷が重いけど、みんながいるから何とかなるさ。

静岡の支援者 平山君お手製の門松

2017年1月10日( カテゴリー: 本部発 )

オイスカ本部のスタッフブログでも紹介されていたのですが、
http://www.oisca.org/blog/?p=18451

年末、2016年大阪マラソン応援団 平山君が、
わざわざオイスカ本部事務所の門松を用意しに来てくれました。
まず、びっくりしました。なんとありがたい。

作っているのをマジマジと見させてもらうのは初めて。
「年神さまを迎える準備です。一つ一つに意味があるんです」と教えてくれました。
DSC_0501

松竹梅、みんな揃っている。センリョウもある。
「それぞれが映えるように心掛けてます」。
竹の切り方、見せ方には「笑っているように見えるでしょ」と。
「マツは先駆けという意味があります。荒地でも他より早く生えてきますから」
DSC_0503
大阪で私服で会った時と違い、完璧に着こなしている作業着。
寒空の下、2時間ぐらいでさっさと。
「もう14年やってますから」。
いやぁ~知らなかった。

正月明け、門松を払うや否や、大阪マラソン採択通知が届きました。
平山君や静岡の仲間たちが呼んでくれたのだと思います。
いつもありがとう。今年は一緒に走ろうぜ!

その前に名取で会おう。

2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
月別アーカイブ

ページトップへ