実施日:2026年8月22日(土)
実施団体:日本鉄道労働組合連合会(JR連合)
活 動:シカ害対策ネット補修、除伐
今年も、複数の地域から37名の皆さまが「富士山の森づくり」に参加してくださいました。前日にも雨が降り、当日も午後から雨の予報。天候が心配されましたが、活動開始の時間には雨も降らず、なんとか天気が持ちこたえてくれました。
活動に先立ち、林業者の方々が足場の確認や道の整備、安全確認などを実施し、参加者の皆さんが安心して作業に取り組める環境を整えてくださいました。おかげで、予定どおり活動をスタートすることができました。
JR連合・上村良成 会長
開会式では、JR連合・上村良成会長から、富士山をはじめとする日本の山々が、林業者や森林保全活動に携わる多くの方々の手によって守られていることに触れ、「そういった方々に想いを馳せて作業をしてみてください」との挨拶をいただきました。
日々、森と向き合い、山を守り続けている林業者や活動に携わる方々への敬意を言葉にしていただいたことを、私たちも大変嬉しく感じました。
参加者の皆さんは地元の林業者の方々の誘導で、足元に気をつけながら各班の作業場所へ移動しました。
指導員から作業方法や使用する道具について説明を受け、いよいよ作業開始です。今回は、参加者の半数以上が初参加とのこと。説明を受けた後も、作業のお手本を細かく確認するなど、慎重に作業を始める様子が見られました。
最初は、支柱を立てる位置に悩んだり、針金を通す作業に苦労したり、手順を間違えてやり直したりと、戸惑う姿も見られました。しかし、時間が経つにつれて、参加者の皆さんも慣れてきたようです。
「最初はやり方が分からなかったけど、だんだん楽しくなってきた!」
「斜面の作業は難しいですね。でも、やっとコツをつかんできた」 「なんかハマってきました!」
そんな声が聞かれるようになり、皆さんが次第に作業に夢中になっていく様子が伝わってきました。
除伐作業
使用しなくなったネットの回収
ネットの補修作業だけでなく、植えた木の生長を阻害する木の除伐や、使わなくなったネットの整理・回収など、手間と時間のかかる作業にも丁寧に取り組んでいただきました。
「無理しなくていいですよ」とお声がけしても、「全然大丈夫です!」「ここもやった方がいいでしょう」と、最後まで自ら手を動かしてくださる参加者の皆さん。その姿に、私たちも大きな力をいただきました。
雨の予報でしたが天気は持ちこたえ、作業はスピードをあげて進んでいきました。
終了時間が迫る中、補修作業がまだ少し残っていましたが、残っているエリアに皆さんが集結。「せっかく天気がもったから」と、時間も少し延長して作業を続けてくださり、最後にはすべての作業を完了することができました。
作業を終えた瞬間、指導員、参加者、スタッフから自然と拍手が起こりました。皆で大きな達成感を分かち合うひとときとなりました。 また植栽木に「大きく育てよ」と声をかける姿に、私たちの気持ちも温かくなりました。
JR連合 宮野企画局長
お世話になった林業者・信濃化学工業の皆さん
閉会式では、JR連合・宮野企画局長から「雨にも雷にも遭わず活動をすることができました。結果、158本すべての作業を完了することができました。皆さんの心に刻まれる活動になったのではないでしょうか」と活動の成果を発表いただき、参加者から大きな拍手が沸き起こりました。
また、オイスカ山梨県支部・事務局長の菅原からは「富士山の森を未来に残すための活動に協力をいただいている。今年で20年となった。15年以上前に植えた木がしっかりと育っている様子も見ていただけたかと思います。それぞれの場所に帰られても、この森を守ってくれている林業者の方々がいることを思い出していただければと思います」と、これまでの活動への感謝と、これからも森を守り続けていくことへの願いを込めて、御礼の挨拶をしました。
今回の活動では、37名の皆さんの力によって、158本の作業を無事に完了することができました。そして何より、実際に森に入り、作業をすることで、普段はなかなか目にすることのない、森を守り続ける林業者の方々の仕事や、その積み重ねに触れていただく機会となりました。
JR連合の皆様、今年も全力の作業、本当にありがとうございました!
すべての作業を終えて・・・・