3月15〜17日、オイスカ山梨県支部4名が、昨年1月に発生した能登半島地震で被災した珠洲市と金沢市を訪問。支部は木育を通じた震災復興を目指し、昨年9月より現地でニーズ調査や木育ひろばなどを実施してきました。
3度目の訪問となる今回は、これまでに寄贈した木製玩具やつみ木を使い、被災地の方々が主体的に木育ひろばを実施できるよう、ノウハウを伝える木育スクールを開催しました。県内の大学関係者や行政関係者、保育士などが参加し、木育について学び、復興への思いを共有するとともに、今後の協力体制構築に向けての意見交換も行われました。
また、石川県の県木で木材として親しまれる「能登ヒバ」を活用したつみ木の制作を地元の奥能登元気プロジェクトに依頼し、木育スクールの参加団体へ寄贈しました。木に触れ、自然の尊さを学びながら、心を豊かにする木育を地元から盛り上げ、心と産業の復興につなげられるよう、活動を続けていきます。
※この活動は、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート基金」(ボラサポ)の助成を受けて実施しました。
思いを共有し、つながり合う場は、大人の「心の復興」にもつながる