2025年5月7日

【ウズベキスタン】中央アジア国際気候会議に参加 駐日大使からの感謝状贈呈も

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  • オイスカ本部は、4月4・5日にウズベキスタンのサマルカンドで開かれた中央アジア国際気候会議に永石安明専務理事と藤井啓介海外事業部人材育成担当部長を派遣しまた。また、現地で活動する専門家の冨樫智氏やプロジェクトスタッフで訪日研修生OBのジャンボラート(2023年に四国研修センターで研修)もメンバーとして参加しました。

    会議では、世界平均の2倍の速さで温暖化が進む中央アジアが直面する生態系や水資源の損失など、持続可能な開発に対する重大なリスクに、地域が連係を強化しながら対応するための議論が行われました。オイスカは、アラル海で進めている沙漠化防止プロジェクトを、ウズベキスタン共和国生態系・環境保全・気候変動省大臣や他の閣僚に紹介し、これまでのウズベキスタン国内でのオイスカの取り組みが高く評価されました。さらに、今後の更なる協力も要請されました。

    今回の会議への参加は、アラル海におけるオイスカの取り組みに注目を寄せているウズベキスタン政府の招きで実現したもので、永石専務理事は「これをきっかけに政府との連携を深め、アラル海の沙漠緑化にとどまらず、農業振興やビジネスマッチングなど、さまざまな側面から両国の発展に寄与していきたい」と話しています。

    なお2月1日には、在日ウズベキスタン大使館で行われた感謝状贈呈式に中野悦子理事長が出席し、ムフシンクジャ・アブドゥラフモノフ駐日大使より、感謝状が授与されました。

    集合写真
    国際会議に出席した4名。右からジャンボラート、永石専務理事、冨樫氏、藤井担当部長

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