2024年12月10日、北京の日本大使館で在外公館長表彰授与式が行われ、一般財団法人オイスカ国際カレッジとその理事であり、ウズベキスタン沙漠化防止プロジェクトの専門家として活躍する冨樫智氏が表彰されました。

これは、約30年にわたる内モンゴル自治区における沙漠緑化とその取り組みを通じ、現地の環境改善と牧民の生計向上に貢献した点、また活動に参加するために多くの日本人が同地を訪れ、日中間の交流や相互理解の促進にも寄与した点が評価されたものです。活動はすでに現地に移管しましたが、冨樫氏が確立した技術は、現在ウズベキスタンでの沙漠化防止プロジェクトに役立てられています。

また、上海、広州で在留邦人の子弟を対象にした日本語幼稚園を運営するほか、内モンゴル自治区での取り組みをはじめ、重慶市などで植林を進めてきたことも、オイスカ国際カレッジの受賞につながりました。