2014年12月5日

ウズベキスタン 中央アジアの国で「子供の森」計画 試験的に植林を実施

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    8月24日、ウズベキスタンの首都タシケントから450㎞、キジルクム砂漠に囲まれたドンガラク村第27小中学校で、同国では初となる「子供の森」計画における植林が行われました。オイスカ豊田推進協議会の光岡保之会長率いるNPO法人グリーングラスロッツのメンバー25名の協力の下、中国・内モンゴル阿拉善沙漠生態研究研修センターの冨樫智所長が中心となり、試験的に実施されたものです。当日は子どもたちと共に、同地でサクサウールと呼ばれる梭梭100本の植林と梭梭に寄生する漢方植物肉従容(別名ホンオニク)の植え付け、交流活動などを行いました。

    植えられた梭梭は現地では日常の煮炊きなどに燃料として使われ急速に減少している
    植えられた梭梭は現地では日常の煮炊きなどに燃料として使われ急速に減少している

    中央アジアは砂漠化が進み、ウズベキスタンもその影響を受けています。ドンガラク村では当日、気温が50度まで上昇しました。年間降水量は100㎜ 前後、水が大変貴重で、植林の文化はありません。井戸や苗畑といった基本的なインフラも整っておらず、課題は山積していますが、子どもたちや地域住民の参加を得ながら今後も取り組みを継続していきます。

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