2014年10月8日

KPD/オイスカ青年研修センター 「継続は力なり」食品加工研修花開く 忙しさの中にも充実感あふれて

  • 海外ニュース
  • 7月22~26日、業務調整などのため、本部海外事業部部長の森田章がマレーシア・サバ州のKPD/オイスカ青年研修センター(以下、センター)を訪れました。オイスカは同州で1970年代より活動をスタート、現在は研修生OBらを中心に自立した運営が進められています。
    センターでは、食品加工研修の一環として作られるクッキーなどを購入する多くの地域住民の姿がありました。イスラム教徒が人口の6割を占める同国ではラマダーン(断食月)明けに互いに贈り物をする習慣があり、特にこの時期、その贈り物として評判を呼んでいるとのことです。
    食品加工が研修科目に加わったのは99年。以来、今日までその種類や品質の向上、販路の開拓などを図ってきました。学びを活かし夜遅くまでクッキーやケーキを作る担当者からは、忙しい中にも充実感あふれる様子が見られました。今後も日本からの専門家やボランティアの派遣などを通し、センターの発展、さらには地域の発展に寄与できるようサポートをしていきます。

    今年のラマダーンが明ける7月下旬、就業時間を過ぎても作業を進める担当スタッフ。一人で数十箱購入する住民も
    今年のラマダーンが明ける7月下旬、就業時間を過ぎても作業を進める担当スタッフ。一人で数十箱購入する住民も

    アーカイブ