パラオ共和国アイメリーク州にあるオイスカ・パラオ研修センターに女子寮が完成し、７月16日に開所式が行われました。式典には在パラオ日本大使館の貞岡義幸大使をはじめ、日本・パラオ友好議員連盟の国会議員やオイスカの会員ら日本からの参加者も加わり、盛大な式典となりました。　　　同センターは１９８２年にオープンし、パラオ共和国だけでなく、ヤップ島その他近隣の国からの研修生を受け入れ、蔬菜栽培や果樹栽培、養鶏・養豚などの複合農業の研修を実施していましたが、農業に関心を持つ青年の減少に伴い、久しく研修業務をストップしていました。これに心を痛めていた会員らが、パラオ総局の岸川至会長を中心に自力での研修復活を目指して立ち上がり、男子寮と農場を再建しましたが、女子寮建設まではできずにいました。今回完成した女子寮は、在パラオ日本大使館の協力を得て、建設可能となったものです。研修生20名の受け入れも決まり、本格的な研修再開に期待が寄せられています。