2007年12月11日

長野県富士見町立境小学校にて「森のつみ木広場」を開催

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  • 「ここはこうした方がいいんじゃない?」と、友だち同士、協力して作品を作ります。
    「ここはこうした方がいいんじゃない?」と、友だち同士、協力して作品を作ります。

    昨年(平成19年)12月11日、長野県富士見町立境小学校において1、2学年34名の児童を対象とした「森のつみ木広場」(以下、つみ木広場)を開催。つみ木広場には長野県支部の会員、地元の新聞社やテレビ局も駆けつけました。今回のつみ木広場は、社会貢献活動として青少年の健全育成を支援している株式会社SNKプレイモアの支援を受け開催されました。同社は従来、全国的につみ木広場の普及活動の支援を行っており、今回はその一環として行われました。

    同校では長年にわたり学校林活動を積極的に行っていることもあり、つみ木広場の前に行った「木のクイズ」ではほとんどの児童が木の名前を知っており、こどもたちにとって木が身近な存在であることが伺えました。また、同校ではつみ木広場の開催は始めての上、30名程の児童にとっては1万個のつみ木は多過ぎるのではないかと思われましたが、児童の創造力の豊かさが見事に発揮され1万個のつみ木全てを使って大きな町を完成させました。
    参加した児童の中には、一緒に大きなお城を作り上げた会員の方にピカチュウの絵のプレゼントをするエピソードや、「またつみ木広場をやって欲しい」という児童の声がたくさん聞かれました。

    今回のつみ木広場では、日本の間伐材からできたつみ木に触れることで今まで同校が行ってきた学校林活動とは違う側面から木に触れ、更に木や森に親しみを持つことができ、将来こどもたちが日本の森林について考えるきっかけとなることが期待されます。また今後オイスカの活動が更に地域に根差していくことを願っています。

    みんなの作品をつなげて、最後には大きなつみ木の町ができました。
    みんなの作品をつなげて、最後には大きなつみ木の町ができました。

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