国・テーマ SDGs

モンゴル

訪日研修生OBを中心に森づくりを展開
地域住民の生計向上支援も

2007年6月、オイスカモンゴル総局が設立され、首都ウランバートルにあるダンバダルジャー公園で初となる植林活動を実施しました。
2008年からは、農業開発や環境保全を推進し、日本との架け橋となる人材の育成を目的に、訪日研修を開始。その後、帰国した研修生OBを中心に、2010年から「子供の森」計画がスタートしました。

日本から多くの支援組織が現地を訪問し、植林活動や地元住民との交流活動も実施。そうした取り組みがきっかけとなり日本とモンゴルの自治体の間で相互協力が結ばれたり、日本で引退した救急車や消防車が現地に送られて活用されるといった国際交流にも発展しています。

2016年には、モンゴル北部のブルガン県セレンゲ区と、区内の森林管理を目的とした協約をオイスカOBの組合が結び、新たに活動を開始しました。

また、2021年には、モンゴル南部のウムヌゴビ県の県庁所在地であるダランザドガド市と、国際交流や緑化活動などに関する協力の覚書をオイスカ・モンゴル総局が結び、それをきっかけに、モンゴル国内最大の面積でゴビ砂漠に位置している同県での活動が始まりました。

人口
360万人(2024年10月IMF推計値)
一人当たりのGDP
7,580USドル(同)
森林率
58.18%(2020年FAO公表値)