国・テーマ SDGs

ミャンマー

2研修センターを拠点に地域開発に注力
中央乾燥地域のモデルプロジェクトに成長

1996年1月、ミャンマー政府・国家計画経済開発省(当時)と活動協約を交わし、農業灌漑省農業局(旧ミャンマー農業公社:MAS)をカウンターパートとして、同年5月より日本人技術員を派遣して活動を開始。
翌1997年7月には、活動拠点となる農林業研修センター(現 農村開発研修センター)が開所しました。

農林業研修センターでは、中央乾燥地域のモデルプロジェクトとして、現地の農村青年に対して有機農業、畜産、養鶏、食品加工などの実習を中心とした研修を行い、地域の発展に貢献できるリーダーとなるよう人材育成に取り組んでいます。また、厳しい自然環境の中でセンター周辺地域での植林事業や環境教育、特に貧困度の高い地域の住民を対象とした生計向上、マイクロクレジット、人道支援など、さまざまな活動を実施しています。

農村開発研修センターや周辺地域での活動がミャンマー政府や地元住民にも高く評価され、それらの活動を国内で更に広く展開するため、第2の拠点として2017年5月に新たに農業指導者研修センターが開所しました。
第2の拠点でも、これまで実施してきた農村地域の人材育成研修を中心に周辺地域での地域開発や環境保全などの活動にも取り組んでいます。

人口
5,421万人(2023年4月IMF推計値)
一人当たりのGDP
1,180USドル(同)
森林率
9.12%(2020年FAO公表値)