インド
オイスカの国際協力発祥の地
現在は自助努力で各種活動を展開
1964年頃から史上空前の食糧危機に見舞われたインドから、オイスカに協力要請がなされたことを受け、全国のオイスカ会員の中から10名の「農業開発調査団」が組織され、派遣されたのが1966年のこと。
オイスカの技術者たちは、カシミール州など飢餓のひどい地域にモデル農場を開設、地域住民に農業指導を行いました。そうした日本からの技術者を受入れ、活動を支援するため、現地にインド総局が立ち上げられました。1970年代に現地移管するまで、約250名の農業指導者らが派遣されました。
現在も北と南のそれぞれの総局を中心に、オイスカ理念・精神文化の普及や「子供の森」計画を中心とする環境保全活動を積極的に展開。国際機関などからの資金協力を得た独自の活動にも取り組み、地域の発展に寄与しています。
- 人口
- 14億3,651万人(2023年4月IMF推計値)
- 一人当たりのGDP
- 2,601USドル(同)
- 森林率
- 24.27%(2020年FAO公表値)