2021年6月9日、オイスカ三重推進協議会主催で、「東日本大震災10年 講演会&音楽のつどい」が開催されました。
イベントは、東日本大震災10年をテーマに行われました。まず初めに、宮城県名取市でオイスカが震災直後から取り組んでいる海岸林再生事業についてのお話を、オイスカの浅野職員からさせていただきました。
その後、元名取氏閖上保育所所長で、現在は防災教育市民団体「ゆりあげかもめ」の会長をされている佐竹悦子氏から、「大切な命を守るために」という題で講演がありました。
東日本大震災発生時に、保育園の所長として佐竹氏がどのように行動したのか、大地震に対する備えとして私たちは日ごろから何をすべきなのか、についてお話を頂きました。
家族・職場の同僚と、地震が起きた時にはどのように対応するか、普段から対応を話し合い、準備を進めていくことの大切さを実感しました。
イベントの最後には、アンサンブルコーラス「あさの会」のコーラスもありました。「花は咲く」など、震災と関連する曲もあり、震災を風化させてはならない、と改めて感じさせられました。
家族と一緒に非常持ち出し品の確認をしたり、地震の対応について話し合ったりすることも、よい「おうち時間」の過ごし方かもしれませんね。