姉弟ボランティア
2014年9月26日( カテゴリー: 本部発 )
9月20日のボランティアの日は、70名を超える参加者の皆さんに汗を流していただきました。
この日印象に残ったのは、高校1年生のお姉さんと小学5年生の弟君。
千葉から2人で新幹線に乗ってやってきてくれました。
彼らのお父さんは、震災の年から単身で仙台に赴任中ということで、今回はそのお父さんが2人を誘ってくれての参加となりました。
大人と一緒に朝から夕方まで草取りなどの作業を続けるのは小学生の弟君にとってはとても大変なことだったと思います。それでも丁寧に丁寧にクロマツの周りの草を刈り、大きな草にはお姉さんと一緒に挑み、最後までやり遂げてくれました。
「本当に大変だった。でも、少しだけど自分が復興の力になれたならうれしい」と語ってくれました。
子どもたちに現場を体験させたいというお父さんの気持ち、そして、そのお父さんの誘いに応じて宮城まで来てくれた2人の姿に拍手!
せっかく素敵な親子だなぁ~と感動していたのに、お父さんに「もう4年目になりますから、そろそろ千葉に帰りたいのでは?」と聞くと「いや~そんなことないですよ。一人でいたらそれはそれで楽しいことがありますから」と・・・・・・。も~お父さん!!子どもたちがいるのに。