雨対策
2020年7月7日( カテゴリー: 現場レポート )
広報室の倉本です。
昨年の8月24日のボランティアの日を最後に(この時、大阪マラソンの寄付を募りました)、久しく現場入りしていなかったのですが、ようやく今回7/2~4の日程で名取市を再訪することができました。
あいにく、楽しみにしていた7月4日(土)のボランティアの日は、雨のため、午後だけ半日の活動になってしまいましたが、宮城県内の参加者の中には、大阪マラソンの応援&ご支援をしてくださった方や、マラソンを走ったことを覚えてくださっていた方もいらっしゃって、とても嬉しかったです。当日、実はマラソンの時に着ていたチャリティランナーのTシャツを着ていたのですが、ヤッケで隠れてしまい少し残念に思っていたので、なおさら嬉しかったです。
久しぶりの現場はといえば、やはり全体的にマツが成長しているのを間近に感じることができ、場所によっては、以前より大きくなったというのもありますが、少し密度がみっちりしてきた気がする、という印象でした。近くに立つとさらに迫るように大きく感じるマツもたくさんあり、前はこんなに威圧感があったっけ、と驚くような気持ちにもなります。やっぱり写真や映像で見ただけでは分からない……
さて、この日の作業は、先日の浅野さんのブログにもある通り、ゴミ拾いと広葉樹エリアの草刈り・施肥、溝切。心配していた雨も昼過ぎにはほぼ止み、午後からしっかり作業に入ることができました。
そのような中でも、作業をすると、やはり手や足もとはびしょびしょになってしまいます。普通の綿の軍手だったら大変だったなあと思い、さくさくと作業を進める周りの方々を見てみると、さすが何度もボランティア経験のある方々は違いました。
前回のボランティアにも来て下さったというSさんは、通常の軍手でなく、今日のために用意したというゴム手袋を着用! 加えて雨がぱらつきはじめると、ランニング用のポンチョもさっとかぶっていました。
また他の方も、軍手の上に透明のビニール手袋をつけて簡易的に防水仕様にされていたりと、2016年のブログにもあった『雨の日の装い』のように、あちこちに工夫が見られました。
特に、私が気になったのは、オイスカの小杉ミャンマー駐在代表のキャップについていた洗濯ばさみ。
何に使うのだろうと思い尋ねてみると、上着のフードを被る時、キャップのつばに止めて脱げないようにするためだそうです。確かにせっかくフードをかぶっても、風などですぐに取れてしまい、気が散ってしまうことがよくあります。なるほど、こんなにシンプルな方法で解決できるんだなあ…
何気ない工夫ではありますが、こうした準備は、作業に集中し、安全に行うためにも、また、自分自身のコンディションを保つためにも大事なことだと感じました。
雨の日だけでなく、真夏の暑い中での作業も同じですが、まずは自分の準備を万全にして、マツのお世話に取り掛かることが大事ですね。
次回の現場入りに活かそうと思います。