探しもの……ゲットしたのは???
2018年8月15日( カテゴリー: 現場レポート )
広報室の林です。
ちょっと古い話題で恐縮ですが、4日のボランティアの日の報告です。
(この日は午前中で失礼して帰京。夜行便でフィリピンに出張してきました。
500haの植林プロジェクトを訪問。そちらの報告もまたいつか……)
いつものツルマメ抜き取り作業なのですが、
ちょっとおもしろいことがありました。
この男性、ツルマメ探しというよりはあるものをゲットしようと一所懸命。
「あった~! ドラゴンボール!」
「ん?? ドラゴンボール!??」
男性がゲットしたドラゴンボールはこれ。
ツルマメの根についている根粒菌。
左の黒いのが私の人差し指ですから、
小さなボールだというのが分かるかと思います。
いつもツルマメは、「根っこまでしっかり引き抜くように」と
指導されますが、しばらく雨が降ってなかったこの日は
土が乾燥してかたくなっており、根から引き抜くのは難しいと判断。
鎌を使って、土の中に入れ、できるだけ深いところで根を切るようにして
作業をしていたのですが、この男性は根粒菌を付けたまま根を引き抜くことに
一所懸命になり、“ドラゴンボール”と名付け、喜びを見出してくださっていたのです!
ドラゴンボールをゲットするたびに嬉しそうな声が上がるので、
周囲で作業をしている私たちも楽しい気分に。
とってもとってもなくならないツルマメを前に、
暑くてめげそうになる中、作業を楽しくする天才の存在は貴重!
これから「ツルマメ抜き取り作業」は「ドラゴンボール探し」と呼びましょうか。
ちょっと楽しい気分になれるかも。