労使協働の住友化学㈱&労組チーム
2018年6月5日( カテゴリー: 現場レポート )
5月31日・6月1日、5年目の住友化学㈱と同社労組との
労使協働チーム23名が、作業に専念1.5日の行程で来てくれました。
メンバーは大分・愛媛・大阪・千葉・筑波・東京・三沢から。
この会社でも応募者が多く、抽選があるそうです。
昔からそうですが、このチームは自己紹介の時点で「戻った後は・・・」という
コメントを毎年聞くのが特長です。職場や仲間に報告するという意識が最初からある。
タイ南部ラノーン県のマングローブ植林も長くご支援いただいており、
タイと名取と両方来ている人も多い。
(私もラノーンに行く目的ができました。今年中に行きます)
このチームには、2016年植栽地の溝切り(排水)に当たっていただきました。
この場所だけは、多湿により「補植しても無駄」としてきましたが、
今期は腕を上げているボランティアに本格的に溝切りを委ねると決め、
4月のボランティアの日に着手。
そして約1,000本の補植を行ったあと、より完全を期すために、
住友化学チームに草刈りを含む総仕上げをお願いしました。
対象地は0.4ha。
しかし、ここの多湿を改善すると、約1haに効果があります。
4月のボランティアの一部40名で本線を、住友23名で主に支線を、合計63人工で完了。
「ここまで碁盤の目のようにU字溝を切れば、今度雨が降るのが楽しみだ」
(松島森林総合の佐々木勝義代表)
私が思うに、今期は補植前後の少雨に恵まれてますが、効果は確実だと思います。
この場所、継続して定点観測、報告します。