【N連】ウズベキスタン西部 植林と薬草栽培による沙漠緑化及び生計向上プロジェクト
- 場所
- ウズベキスタン・カラカルパクスタン共和国他
- 活動開始年
- 2023
- 受入機関
- カラカルパクスタン共和国林業局・カラカルパクスタン農業大学
アラル海の湖底での沙漠緑化と住民の生計向上を目指します
外務省の日本NGO無償資金協力(N連)の支援を受け、ウズベキスタン西部カラカルパクスタンにあるアラル海湖底とその周辺の沙漠のモデル植林と苗の生産、並行して生計向上と緑化を狙った漢方薬の原料となる多年生薬草(ニクジュヨウ)並びに麻黄や甘草などの薬草を栽培する薬草見本園の実現、そして、麻黄や甘草などの薬草の播種を行い住民の生計向上を図ります。
サクサウール植林と育苗/薬草の栽培
トラクターによる植え付けなどでサクサウールを植え、110haの緑化を目指します。
また、150万本(新規植林2,000ha分)規模のサクサウールを苗畑をつくり、優良苗の生産体制を整えます。
沙漠に自生する薬草約20種を種類別に播種、栽培する見本園を造成。
栽培する薬草には、ニクジュヨウ(サクサウールの根に寄生させて栽培)の他、住民が苦しんでいる結核の諸症状緩和に効果のある麻黄、甘草等も含まれている。
効能の高い薬草を育て、住民の生計向上や新たな産業開発を目指します。
住民への技術指導
カラカルパクスタン農業大学教員および学生、またアラル海の沙漠周辺の住民を対象に、自生するサクサウールへのニクジュヨウの人工接種・沙漠でもそだつ野菜類並びに薬草類の栽培についての技術研修を行う。