27回目となるオイスカ関西研修センター企画の植林ツアー参加者より、「はげ山での森林再生100ha」の現場写真が届きました。関西・広島などから合計18名が1週間の行程で現地入りしてます。
唐鍬と苗木袋は、宮城県名取市で取り組む「海岸林再生プロジェクト」から各20提供しました。いずれもプロ仕様のしっかりした道具です。
今年3月、本部職員として2週間かけて現地踏査しました。1991年以来、大阪府の2倍の面積のアブラ州内約200校の7割で「子供の森」計画がすでに実施され、それに加え、私が歩いただけで20ヵ所に、各数10haの「コミュニティーフォレスト」が自主的に、自己資金で形成されていました。合わせると推定面積は500haをはるかに上回るはずです。すでに平野部、里山地域は多くが森林になっていました。
写真の場所は、中心街から1時間程度離れた、見渡す限りのはげ山地帯の入口。「みんなの「子供の森」計画」という位置付けとのこと。この場所は、数少ない灌漑用水路の取入口の近く。土砂流出などなど災害から取入口を守る意味もあります。
下記は、昨年制作したオイスカアブラ農林業研修センターの活動紹介動画です。ぜひご覧ください。