【報告】地球環境再生植林フォーラム 2024 inフィジー (前編)
支部の海外植林ツアーも2019年のモンゴルでのツアーを最後にコロナ禍により4年間実施できずにおりましたが、毎年「今年こそ!今年こそ!」と再開できる日を願いながら、ようやく今年再開することが出来ました!
今回のツアーではマングローブ植林とセンターや「子供の森」計画校への訪問などに加えて、フィジアンハーブ研究家で薬学博士の村上志緒先生にもご一緒いただき、フィジーで受け継がれてきたフィジーのハーブ文化を体験するプログラムも行いました。植林によりフィジーの人々と一緒に環境について考えながら、フィジーで大切にされてきた植物とのつながりを学ぶ素敵なツアーになりましたので一部ですがご報告いたします。
9月25日(水)
成田空港第2ターミナルに集合し、参加者の皆さんとご挨拶をしたら、いよいよフィジーに出発!フィジーまでは約8時間のフライトです。
9月26日(木)
ほぼ定刻どおりフィジー到着。早朝着のため、ホテル移動しアーリーチェックインをして、しばし休憩。その後、オイスカ研修センターへ。伝統的なセブセブの儀式と青年スポーツ省の大臣に歓迎のご挨拶もいただきました。
センターの見学させていただいた後、大臣と昼食をご一緒させていただき、到着後初のフィジーの食事をいただきました。すべて初めて食べる料理でしたが、全部おいしく、初日から食べ過ぎです。
午後は、センターを後にし、コロトゴにあるマングローブ植林地と苗床を視察。オイスカフィジーが継続してきた環境活動について説明を受けました。参加者のお一人は2008年、2018年に富山県支部のツアーでフィジーに来ていて、自らが植えたマングローブの成長をとても喜んでいらっしゃいました。
9月27日(金)
フィジー2日目はいよいよマングローブ植林と「子供の森」計画校での植林&交流です。マングローブ植林を行うタガゲ村では、村人や研修生と共にマングローブ500本を植林。500本では植えたりなかったようで、参加者からはもっと植えたい!との声が上がっていました。皆さんやる気が違います!
干潮の時間に合わせて植林を行うため、植林後にセブセブを行いました。フィジーにて二度目のセブセブの儀式です。セブセブで飲むカバは見た目も味もちょっと飲みづらいのですが、、、皆さん気に入った様子で、お代わりまでされていました。
午後は、ロマ小学校に移動し、ここでも生徒たちが主催するセブセブで歓迎を受けました。フィジー松、マホガニー、果樹などの植樹を子どもたちと行い、その後は、子どもたちの下校時間まで交流会。日本のお手玉やけん玉などを披露すると歓声があがり、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
9月28日(土)
この日は、終日自由行動日でしたが、希望者の方と一緒に午前中はSand Dunes国立公園で果樹(タボラやソーサップなど)を植林しました。こちらでも以前に富山県支部の皆さんが植林しており、植えた木が育った姿などを見ながら森林内を散策しました。
午後も希望者と一緒にフィジー1の美しさとも言われるナタンドラビーチへ。フィジーの白砂ときれいな海のビーチも体験しました。