
四国支部事務局の池田です。
視察ツアー2日めは、オイスカタイ総局のアリ会長や田野井駐在員によるオリエンテーションで始まりました。
タイにおけるオイスカ活動は、バンコク事務所を中心に大きく5つの地域で、森林やマングローブの再生・保全や「子供の森」計画等を、オイスカ会員や企業・団体からの支援協力を得て実施していますが、チェンライ県では2016年から三ヵ年計画で、成長した森林を活用し、産業育成を通じた貧困解消に取り組んでいます。
先ずは、2001年に電気連合の支援協力を得て植林したパボン村での収入向上プロジェクトの視察です。
大きく10m以上に成長した樹々のお陰で隣接する池の水が枯れることはなくなり、山菜栽培や養蜂、養魚を開始して、現在はハチミツ入り石鹸や魚の発酵食品など生産物加工プロジェクトに発展。森林からの恵みにより収入を得られるようになり、住民の環境に対する意識も向上してきたそうで、一緒に木陰で美味しく食事できたことも嬉しかったです(続く)