四国支部事務局の池田です。
12月15日(日)、松山市男女共同参画推進センターで、持続可能な地域づくりを推進するため「楽しくてワクワク暮らせる」環境経済社会をめざす取り組みについて考えるフォーラムが開催され、愛媛県はじめ四国内外から約100名が参加して、基調講演・事例発表・意見交換などが行われました。
基調講演では「四国発の地域循環共生圏の創造」‐日本の脱炭素化・SDGs構想‐と題して、環境省の中井徳太郎総合環境政策統括官より、地域循環共生圏の概念の紹介や地球温暖化対策とSDGsなどについて環境省の取り組みなど解り易い説明がありました。
SDGsという言葉を見聞きする機会が増えていますが、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標のことで、持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成され、「格差の問題」「持続可能な消費や生産」「気候変動対策」ほか先進国も開発途上国も全ての国に適用される普遍的な目標で、オイスカは「子供の森」計画はじめ各事業活動で目標達成に貢献しています。
事例発表では、愛媛県内で地域循環共生圏の構築につながる動きに取り組んでいる3事業所(㈱無茶々園(西予市)、金城産業㈱(松山市)、㈱武田林業(内子町))の各代表者が、地域づくり・リサイクル資源における循環型社会の形成・生物多様性/IT,AIの導入について地域社会で展開している活動を発表されましたが、聴いていてワクワクする正にローカルSDGsと呼べる取り組みと感じました。特に無茶々園の発表は、事業の柱みかんの有機栽培において、ベトナムから
研修生を受け入れるだけでなく同国で農業促進も行っているそうでオイスカの人材育成事業や海外農村開発事業と重なることから、大いに参考となりました。5方よし!SDGs達成しましょう。
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