四国支部事務局の池田です。皆様は「四国山の日」をご存知でしょうか？

日本では、８月11日が「山の日」として2016年(平成28年)から祝日となっていますが、四国では、
大切な四国の森林を守り育て四国の各県民の共有財産としての四国の森づくりを推進するため、
11月11日が　　「四国山の日」として2004年(平成16年)に創設され毎年11月に４県が持ち回りで
イベントを実施し、功績のあった方を表彰したりワークショップや意見交換を行っていますが、
令和となって初めての「四国の森づくり」イベントは11月30日に香川県で開催されました。

今回は、「森林整備の推進」で２団体、「森林環境教育の推進」で３団体１個人、それぞれ四国
森林管理局長から表彰されましたが、基調講演はオイスカ会員でもある山一木材(丸亀市)代表の
熊谷國次様が「木材事情について」と題して１時間余お話しくださいました。

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冒頭、木材の低価格が続いており業界は非常に厳しい経営状況であること説明されましたが、
古代建築物(法隆寺や興福寺、正倉院、出雲大社など)で使われている材木と最近の住宅等で
使われている集成材や合板等との違い、森林(山)と海との関係、森林環境税や皆伐を推進する
林政への思い、小学５年生教科書「森林のおくりもの」(富山和子作、https://www.youtube.com/watch?v=3XPPllNJRho )紹介等、とても多岐にわたる内容で有意義な時間でした。

ぜひ多くの方に山や森林へ関心を持っていただきたく思っています。

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