
令和7年4月25日(金)、オイスカ四国研修センターにて「第15回オイスカ四国支部幹事会」が開催され、約40名余が出席しました。第一部では、泉雅文支部会長による挨拶に続き、令和6年度の事業・決算報告、令和7年度の事業計画案や予算案、役員改選などの議事が行われ承認されました。
第二部の講演会では、「ウズベキスタン・砂漠緑化プロジェクト視察報告」と題し、香川県会議員 松岡里佳様より報告があり、アラル海が無秩序による灌漑利用が原因で、僅か半世紀での干ばつ化への変遷が、映像を通し紹介され大きな衝撃を受けました。また、広大な大地となった干上がった湖底への、緑の復活を目指した植林という気の遠くなるような環境改善の取り組みを解りやすく紹介されました。
続いては「『子供の森』計画・活動報告」と題し、オイスカ本部/子供の森計画担当 諸江葉月課長より報告があり、これまでオイスカが行ってきた植林および森林整備による環境保全活動への取り組み、また、現地の生活との共生が課題となる植林活動の難しさや「子供の森」計画に至った経緯などが詳細に報告されました。お二方の講演を通じ、オイスカの基本理念である「天」「火」「水」「地」「宇宙」の大切さを改めて実感することができました。
第三部では懇親会が行われまして、研修生による民族舞踊の披露に続いて参加者も踊りの輪に加わるなど、国際色豊かな交流が深まりました。
