新年明けましておめでとうございます。

　皆様には良き年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

　全ての組織や団体は、将来に対する明確な目標や日々の改革がなければ淘汰されると言われます。オイスカ四国支部もその一つとならぬよう、現状に満足せず、今年も様々な取り組みを計画しております。

　昨年十二月、香川日本バングラデシュ友好協会を四国支部が中心となり設立発起人会を開催しました。このご縁は三年前の瀬戸内国際芸術祭にさかのぼります。五十日間延べ二千五百人のバングラデシュを代表する芸術家や更には大臣、大使等が両国の親善と国際平和を目的として、四国研修センターに宿泊、センター職員と寝食を共にいたしました。
本年は設立総会を開き正式に発足し、活発な活動に取り組む所存です。

　又、会員数でありますが、昨年八百名を突破し目標とする千名の背中が見えて参りました。
このことは偏に会員様のご努力の賜であり、心から深謝する次第であります。これからも情報と認識を共有し目標に向かって一層努力して参ります。
次に、本年は発展途上国の農業実習生に加えて技術実習生の受け入れを積極的に取り組んで参り、農業のみならず二次産業、三次産業の発展に貢献いたしたく存じます。

　本年も先人に感謝し、歴史に学び、様々な課題をオイスカ理念のもと四国研修センターと共に手を携えて遂行して参る所存でございます。引き続き関係各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして新年のご挨拶といたします。

四国支部会長　石井 淑雄