４月27日(水)四国支部「春の集い」を、オークラホテル丸亀で開催いたしました。

当日は、15時半から平成28年度幹事会を開催し、平成27年度の事業報告と決算報告、平成28年度の事業計画案と予算案、それぞれ審議を行いました。

　続いて16時45分から国際協力講演会を開催し、駐トルコ大使や駐ミャンマー大使などを歴任された元外交官の山口洋一氏より「公正不偏の視点から世界をとらえる＝思いこみの世界史＝」と題して講演が行われ、報道等では今まで、どちらかと言えば西洋社会の視点で世界史や国際情勢を説明することが多いが、多極化・ボーダーレス化している世界が共に繁栄していくためには、東洋やイスラムの社会ほか偏ることなく多角的な視点で考えて行動することが大切など、経験に基づいた説得力ある内容となり、参加者は熱心にメモを取っていました。

その後18時から懇親会を開催し、来賓挨拶に続いて平成27年度功労者への感謝状贈呈や研修生紹介などを含め約二時間、沢山の笑顔と美味しい食事で和やかな雰囲気に会場は包まれました。

研修生にとっては今回の行事が会員の方々との初めての交流機会となり、皆様に温かく接していただいたことで、これから始まる研修への意欲を高めることも出来たようです。

また、参加者からは「講演や研修生との交流を通じて、モノや資金だけの支援ではなく人材育成を柱にオイスカが取り組む国際協力の重要性が理解できた」といった感想が聞かれ新入会して下さる方もいました。

今年度も支部と研修センターが車の両輪のように一体となって、オイスカ活動を進めていくことを確認できた貴重な一日となりました。皆様、有難うございました。引き続き、よろしくお願いいたします。（事務局：池田）

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