去る1月20日、恵庭市のえこりん村にて森と自然とのふれあい·森の活動を行いました。
今年は春夏秋冬の4回行われました、今回は『冬』です。
普段なかなか行くことのない冬の森を訪れ、スノーシュー(かんじきです。雪原を沈まぬよう…)を装着し、森の中を散策。森の静けさや小動物の囀り·足跡·営みを体感するプログラムです。森の木々のことを知り、学ぶことで、冬ならではの森の保全活動、環境保全はどんなことが出来るのかを考えます。
四季を通して訪れる森ですが、季節毎で景色が変わることを実感。
冬の森は、木々の葉が落ち、幹、枝の観察には最適です。見通しのきく冬は、木の状態を把握、マーキングする作業に適しているかもしれません。歩き進めると樹齢おおよそ300年とも言われる水楢の木は、静かにどっしりと存在していました。
また、空気が澄み、草木が風に戦ぐ音がないので、鳥の声も綺麗に聞くことができます。雪の中から笹の葉の先を観察。クマザサとは??葉の縁が白く隈取られていることに由来するから隈笹(諸説あります。。)である、など、豆知識などを交えながら散策しました。
自然倒木もしばしば見られ、この木々の有効活用は薪にすること!! と、いうことで、清流の小川に架かる丸太の橋を渡り(冬は特に落下厳禁!!と思うと緊張でヒヤヒヤです)出発地へ。
先ほどの倒木は生木のままなので使用できませんが、通年で森を見守る事ができましたので、夏の間に作業した薪でピザを焼き昼食です。参加者の有志で整備されたピザ窯で焼き上げる本格ピザは絶品でした。
雪上モルックの予定もありましたが、今回は残念ながら見送りとなりました。(モルックご存知ですか?少々の運動と知性を使う競技です。森の木で道具ができるんです!)
この活動は気軽で楽しい野外活動です。
森の中で1日を過ごしてみると心身ともにリフレッシュでき、自然との共生が心地よいことに目覚めます。
間違いなく気持ちいい1日と、今後の環境保全を考えるきっかけになるますので、
会員の皆様、次回は是非、ご家族やお仲間をお誘い合わせの上、ご参加ください。
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