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2025年9月17日

「富士山の森づくり」活動地で地元の小学生が校外学習

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  • 2010年から始まった甲運小学校の富士山での校外学習は、地元の小学校の子どもたちに、富士山で行われている森づくり活動を通して、森づくり活動への理解、森林や自然への興味・関心、地元への愛着を持ってもらうことを目的に、NPO法人木netやまなし、㈱小林林業土木、富士急トラベル㈱にもご協力いただき毎年実施しています。

    今年は校外学習前の出前授業・富士山の活動地での校外学習・「森のつみ木広場」での体験と、体験をより深く感じてもらえるための事前学習も含めて3回の講座を実施をさせていただきました。

    まず、出前授業では、「昔」と「今」の暮らしの中で、木の使われ方の違いや、「植えて→育てて→伐って(使って)→また植える」という森のサイクル、林業という仕事、元気な森がもたらす恵みなどについての話を聞いていただきました。
    続いての、富士山の活動地での校外学習では、林業の仕事の一部として除伐作業の体験や、森はどんなところなのか、実際の森の中で自然の音や香りなどを五感で感じる体験を行い、そして、最後に「森のつみ木広場」では、授業や校外学習で学んだことを振り返りながら、「森のサイクル」を守るために自分たちができることとして、「木」を使うことの大切さを、つみ木で作品作りを通して知ってもらいました。

    一学期中に3回の授業を行うことは初めてのことでしたが、児童の皆さんの体験の記憶が新しいうちに次のプログラムを実施できたことで、学びと体験とのつながりを持ちながら森のことや、林業のこと、木を使うことの大切さを感じてもらうきっかけになることを期待します。

    先日、児童の皆さんからの感想のお手紙をいただいたので、一部ご紹介します。

    ゛オイスカさんのおかげで森林のことをしりました。ありがとうございます。

    とくに楽しかったのは、つみ木広場です。つみ木広場でいろいろな作品をしょうかいしたり みんなのさくひんをすごいと言ってくれてとてもうれしかったです。“

    ゛わたしは、すっごくおどろいたことがあります。それは、木を切っていいということです。
    わたしは、ずっと木は切ったらだめだとおもってました。どうしてかというと、自然になにかわるいことをしているとおもっていました。 だから、いいべんきょうができました。
    ありがとうございました。”

    ゛こう外学習の日 活動のことをおしえてくれ ありがとうございます。
    じょばつたいけんやシカのフン調べ、自然の音、いろいろとありました。
    とてもかんしゃしています。
    新しく知ったことでは、たおれるほうに三角で切るということやせいちょうきの木は CO₂をたくさんすっていることがわかりました。ありがとうございます。“

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