オイスカ富山県支部は、富山県議会オイスカ議員連盟と合同の「緑の植林協力隊2024」(団長:川島 国)で、8月 4日(日) ~ 8日(木) にモンゴル国ウランバートル市、エルデネット市を25名で訪問しました。協力隊派遣は2001年のスタートから21回目、モンゴル国へは富山県支部としては初めての訪問となりました。
8月4日、成田空港に集合し、結団式の後、ウランバートルに向けて出発しました。チンギスハーン空港でモンゴル総局のニンジンさんに出迎えていただきました。ウランバートル市のホテルでは、すでに到着していたオイスカ西日本の一行と合流しました。翌5日からは以下のとおり活動しました。
8月5日 ・日本人(兵)抑留者の慰霊碑を訪問
・スフバートル広場、国会議事堂前を見学
・モンゴル環境気候変動省森林水源局を訪問
(予定していた大臣が急きょ都合により欠席。森林局長、水源局長がご対応)
・夜行列車でエルデネットへ向けて出発
8月6日 ・オイスカモンゴルOBの農場視察
・エルデネット国営鉱山(世界最大級の露天掘り鉱山)を見学
・バヨンドール山で第15学校の生徒と交流、植樹活動
(カラマツ250本、コリンゴ125本、蝦夷桜125本の計500本を植樹。
生徒にギターなどをプレゼント)
8月7日 ・バスにてウランバートルへ移動(400㎞)
・ウランバートルにて解団式
8月8日 ・帰国(成田空港へ)
今回は学生さんにも体験していただけるよう、夏休み期間に日程を決め、旅費も補助しました。下記は学生さんのモンゴル旅行のレポートです。
私はモンゴルへ行って、子供たちの環境問題に対する当事者意識の高さを実感しました。モンゴルでの植林活動に参加する前、私は、植林活動は将来の世代へよりよい地球環境を継承するために行われているのだと考えていました。しかし、モンゴルの子供たちとともに植林活動をして、子供たちは未来を見通しているのではなく、「今、自分たちのため」に木を植えているのだと感じました。
将来の世代へよりよい地球環境を継承するためだけではなく、今を生きる子供たちや自分の生きる地球環境を守るために、今後も植林活動を続けたいです。(M・M)
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