2023年度 モニタリング調査写真報告 公開しました
2011年3月に立ち上げた「海岸林再生プロジェクト」では、翌2012年3月のクロマツ初播種、育苗開始を経て、2014年の初植栽(2020年10月植栽完了)から「生長モニタリング調査」をボランティアの皆さんと続けています。
2021年度に初めて「本数調整伐」(2014年植栽地)を開始しました。そして今、伐採前後を比較できるようになったこともあり、簡易製本ながらお世話になった皆さんにお渡ししたいと思いました。ご自身の思い出を重ねながら本誌に目を通してくれる行政マンやボランティアの方も多いと思います。
より多くの皆さんにご覧いただきたく、こちらのサイトでもPDFを公開します。
2023年度 モニタリング調査写真報告(12MB)
※画像は粗いですが圧縮版(3.84 MB)の方がよい方はこちらからどうぞ
私見ながら、100haの現場の調査結果を一言で総括すると、いまのところ、宮城の海岸防災林に相応しい、真っ当な生長を続けていると考えております。これも2011年3月以来、ご理解、ご支援いただいた皆様のおかげと思っています。心から御礼を申し上げます。
今日に至るまで、宮城中央森林組合の佐々木秀義現場代理人や、松島森林総合の佐々木勝義代表、名取市海岸林再生の会の鈴木英二会長、佐々木廣一事務局長を筆頭とする地元の「プロ」の皆さんたちや、国内外からのボランティアをあわせ、総勢2万人をゆうに超える皆様に、現場でご尽力いただきました。
その皆さんが無事故で来れたことを、心密かに誇りとしております。今後もそれが続くよう気を引き締めて、最強の海岸防災林を目指します。
「海岸林再生プロジェクト」担当
吉田俊通