【重要なご報告】宮城県・名取市・名取市海岸林再生の会・オイスカとの4者協定締結(2月13日)
2014年2月13日、宮城県、名取市、名取市海岸林再生の会、オイスカは、
名取市内の海岸林再生に向けて、4者で協定を締結しました。
今年の春から、約100haの再生をめざし、被災農家の手で育ててきた苗を中心に
毎年10万本規模の植栽をスタートし、「名取市民の森」としての再生を目指します。
【協定締結の内容】
1.協定締結者 宮城県、名取市、名取市海岸林再生の会、公益財団法人オイスカ
2.協定締結日 平成26年2月13日
3.協定期間 平成26年2月13日~平成31年3月31日まで まず5年
4.活動場所 名取市下増田字屋敷地内ほか
5.活動面積 89.98ha(県有林および名取市有林内)
6.名称 「名取市民の森」
●名取市への申し入れ書pdf 260127申入書
●協定書pdf 140213協定書
●実施要領・仕様書pdf 140121みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動実施要領(案)
●県農林水産部森林整備課プレスリリースpdf 140220記者発表資料-1
【これまで3年の経過】
2011年3月17日 皆川芳嗣林野庁長官(当時)に、
「長期復興支援として海岸林再生への協力の一端を担いたい」と申入書提出。
「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画」が事実上スタートした。 2011年4月21日 救援物資輸送機にて航空調査実施。
2011年5月24日~26日 国・県・森林組合・種苗組合と初協議。
宮城南部の陸上踏査。名取市立第2中学校で被災地住民との初協議 2011年9月6日 名取市との初協議。
2011年11月28日 宮城県山林種苗生産事業者登録講習会受講
2011年12月16日 宮城県農林種苗農業協同組合加入承認
2012年2月29日 「名取市海岸林再生の会」設立
2012年3月8日 クロマツ種子払下げ
2012年3月30日 初播種 100,000粒
2012年4月26日 第一育苗場お披露目式
2012年4月28日 発芽を記録
2013年4月 1年生苗の床替移植開始
2013年4月20日 2度目の播種 75,000粒 (広葉樹2,500粒含む)
2013年9月11日 名取市議会で海岸林再生を審議
「市内の海岸林はオイスカに任せたい」(「市議会だより」より)
2014年1月21日 宮城県議会・環境生活農林水産委員会で、
新制度「みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動」を承認
2014年1月27日 名取市海岸林再生の会およびオイスカは、 名取市に対し、
新制度による「協定申入書」を提出。市は 県に対しこれまで3年の経緯等を受け、
「協議書」(宮城県、名取市、再生の会、オイスカとの四者協定)を提出
2014年2月4日 宮城県は四者協定を決済
2014年2月13日 「協定締結」