【終了しました】2014年度一般公募ボランティア 実施報告 

2014年12月6日

「海岸林再生プロジェクト」では、今年も多くの方のご参加をいただき、現場での活動をさせていただきました。                              心より御礼を申し上げます。2015年も、4月から11月までの8ヵ月間(仕事の多い6月~8月を重点的に)
毎月第3土曜日にボランティアを公募する予定です。詳細は11月末に発表します。
■2014年「第3土曜日ボランティア」実施報告(2014年11月17日現在)
4月19日(土)  37名  育苗補助・植栽準備補助 終了しました 当日の模様はコチラ
5月17日(土)  77名  育苗補助・植栽準備補助 終了しました 当日の模様はコチラ
6月21日(土)  51名  育苗補助・植栽後管理補助・モニタリング関連 当日の模様はコチラ
7月19日(土)  31名  育苗補助・植栽後管理補助 終了しました 当日の模様はコチラ
8月30日(土)  32名  育苗補助・植栽後管理補助   終了しました 当日の模様はコチラ
9月20日(土)  77名  育苗補助・植栽後管理補助    終了しました 当日の模様はコチラ
10月18日(土) 70名  育苗補助・植栽後管理補助 終了しました 当日の模様はコチラ
11月15日(土) 40名  育苗補助・植栽後管理補助・モニタリング関連 終了しました 当日の模様はコチラ
*支援組織・企業・労働組合などの団体参加の活動を除く。全体で約1,500人のご参加をいただきました。
*集合8:30 ~ 終了17:00前後
*13:00からの参加もお受けしますが、作業効率の関係から、がんばって朝からご参加いただきたいと思います。
途中参加は合流地点説明などが難しいことも想定され、原則お断りいたします。
送迎等はできません。各自ご手配ください。
*基本的に雨天決行です。
ただし、荒天が予想される場合は、前日までにホームページで実施の判断をしてご案内します。
天候が芳しくない際は、希望者のみ室内座学などの判断をすることもあります。
*受け付けは先着順。
団体の場合は、参加者一人一人が、本ページ一読の上、ご自身でお申し込みください。
*小学生以下の参加の場合は保護者同伴といたします。
■集合場所(朝:8:30、昼:13:00)
オイスカ・名取市海岸林再生の会 第一育苗場
名取市下増田字北原東493-2 tel:022-395-7811
*女性用更衣室、簡易トイレ、手洗い用水道はあります。昼食、飲み物は集合前に購入してきてください。
*昼休み(12時~13時)は必ずここに戻ります。
■当日緊急連絡先
090-9827-4627(担当者携帯)
022-395-7811(名取事務所)
*すぐに出れない場合もあります。その際はご容赦ください。
■参加費 無料
*当プロジェクトは2033年までの育林費用を含め、10億円を目標に寄付金で運営しております。ぜひご協力ください。
■作業内容
育苗場、植栽現場での各種作業補助
地温、気温、風、天候などの自然条件や全体作業の工程の都合により、前に作業予定を告知することは難しく、具体的な内容は当日現場でお伝えすることになります。ご了承ください。
〈参考〉
育苗作業補助:1年生苗根切り床替2年生苗山出し(掘取・梱包・植栽地運搬)
       堆肥・肥料散布、コンテナ土詰、床づくり播種
       除草、追肥、薬剤散布、散水、コンテナ苗移動、空中断根 など
植栽前準備補助:備品準備・運搬、植栽現場準備、植樹祭準備
植栽後管理補助:施肥根踏み、下刈、ニセアカシア除伐、補植、ゴミ拾い
モニタリング:各種生長調査
*ご参加前に、過去のブログをご覧いただくと、文章だけでなく写真などからも作業内容理解に役立ちます。
その日その日で作業内容は異なります。あくまでも上記は参考です。
■服装・持ち物
数日前に雨が降った場合は、当地の土壌の関係から乾きづらく、長靴をお勧めします。
滑り止めつき軍手、汚れてもよい靴(底厚の地下足袋もよし)、長袖・長ズボン、雨具、タオル、着替え
(作業後、事務所での着替えは可能ですが、作業前は着替えの必要がないよう、作業できる服装でいらしてください)
*夏季でもサンダル類、短パンでの作業は不可。くるぶしが露出する短めのズボンもお勧めできません。
 下刈・除伐などでは 刃物をもつ作業があり、ハチやアブ・蛇などがいないとも限りません。
*お勤めの方は、企業名がわかる服装・ビブス・帽子などを推奨します。
*名札などは当方では用意いたしません。(ガムテープなどで各自服に貼っていただくなどの工夫があると助かります)
帽子(夏季必携。麦わら帽子は特によし。2枚以上のタオルを①帽子代わり、②首に巻くのもよし)
昼食・飲料
*美田園駅には売店なし。駅から徒歩の途中にセブンイレブンあり。現場付近には売店なし。
*海の近くです。春・秋は思いのほか寒く、保温ポットで温かい飲料をお持ちになることをお勧めします。
*夏は各自、熱中症対策を十分に。飲料は最低でも2ℓとお考えください。砂地は地温70度近くになることも。
以下、必携ではありませんがあると便利なものです
メガネ・サングラス・防塵メガネなど(いざというとき便利。春・秋は強風で砂が目に入ることも)
保険証、常備薬(絆創膏・傷薬・風邪薬など各自でも持参ください)ウエットティッシュ(案外便利です)
地図(万が一、道に迷った時のために、この地図を印刷してご持参いただくことをお勧めします)
資料(事前にコチラをご一読いただくと幸いです)
■交通手段
【電車】JR仙台駅より仙台空港アクセス線で約30分「美田園」駅下車、徒歩20分。
・アクセス線は30分に1本程度の運行のため、時刻表を事前にご確認ください。
・「美田園」駅からは徒歩を推奨します。(駅にコインロッカーあり)
・「美田園」駅からタクシーの場合、1,000円弱。必ず待たされます。仙台駅からでもご予約を!
→→平和タクシー0120-521-855、仙台タクシー0120-741-616、増田タクシー0120-303-655
・万が一遅れた場合はあわてずに。090-9827-4627(当日事務局携帯)まで、ご一報ください。
 まず、運行本数の多い東北本線で「名取」駅まで前進し、そこからタクシー(2,000円弱)という手段も。
・タクシーの場合、「成田興業の手前、もしくはオイルプラント名取のあたり。(空港北側・旧宮城農業高校方面)」と運転手さんにお伝えください。
【自家用車】
・目的地は「名取市下増田字北原東493-2」または「北原東500」
・自家用車の場合は、駐車場が非常に限られており、できるだけ相乗りでお願いします。
■宿泊の場合
・ルートイン名取は、現場への移動には便利ですが、満室になることも多く、早めの予約を推奨します。
・バリュー・ザ・ホテルは、予約は取りやすいですが、当方への移動にはアクセスに難ありです。
・市内東部には上記2ホテルしかなく、あとは仙台市内となります。
■その他
・民間保険会社の「団体総合補償制度費用保険」を当方でかけております。
 (行事中のけが、熱中症などの特定疾病、天災事故、往復途上の交通事故などに補償)
・作業の指示は必ず守ってください。
・初めての方でも、説明はしますし、周囲にはリピーターも多く、互いに助け合いますからご安心ください。
・植栽現場は、津波が到来した地でもあり、太陽や風をさえぎるものは何もない現場です。熱中症対策、防寒対策は各自十分に行ってください。
・睡眠不足は体調悪化の最たる原因。前日は十分睡眠をとって当日ご参加ください。
・体調がすぐれない場合は、我慢せず、すぐにお申し出ください。
・作業中の写真撮影には、活動に支障がない限り、特段の制限はございません。
・初めての方に向けて、海岸林再生の趣旨をお伝えする時間を多く取ることもあります。
・作業風景を撮影し、HPなどで掲載することをご了承ください。
・皆さまの個人情報は、当プロジェクト等に関するお知らせ・行事案内に使わせていただきます。
■平日団体参加・視察受付(10名以上を原則にします)
活動の趣旨を十分理解していただいている支援者、オイスカ会員等を最優先させていただきます。
そのほか、業務工程の関係などから、お受けできない場合なども多いことをご理解ください。
まずはオイスカ本部 海岸林再生プロジェクト担当(吉田)まで、メールにてご相談ください。
t_yoshida@oisca.org
■お申込み・お問い合わせ
・事前にこちらのフォームからお申し込みください。
・FAXの場合は、03-3324-7111、お電話の場合は03-3322-5161(オイスカ本部の海岸林担当)まで、
必要事項(住所・氏名・携帯電話番号)をお知らせください。
【プロジェクト担当・吉田より】
植栽をしたいという希望を持っていらっしゃる方が多いのは、誰よりも承知しております。
この3年間、木を植えることを楽しみにしてくださった全国の皆さま方から、
たくさんのお問い合わせをいただきました。
そもそも植栽は、風速20mを超える蔵王おろしが吹きすさび、まだ春を感じられぬ頃、
気温・地温・天候などを勘案しながら着手します。
また、植栽には「締切」もあって、苗の穂が伸びてしまう前に、非常に短期間で植えねばなりません。
当プロジェクトは、行政の復興計画そのものに民間の立場から協力するというスタンスです。
したがって、スピードとダイナミックな運営が求められているため、
事業量は非常に大規模なものになっています。
ですから、いざ植栽が始まれば短期決戦となり、全国津々浦々での先人による海岸林造成と同様、
スピードとしっかりした技術も求められる「職人技」の世界です。
ですから、全国の支援者に体験していただきたくても、そういう機会は簡単に提供できません。
植栽体験の場には毎年参加者を募集いたしますが、まずは、
長く海岸林とともに暮らしてゆく、地元の人を最優先にすべきと思っています。
さらに加えますと、地元市民の活躍の場を奪うことにならないよう、
地元と全国のボランティアがバランスよく参加できるような運営をしたいと考えています。
「プロとして雇用される人、地元市民を補完する役割を、ボランティアが担う」
「海岸林の存在意義や、プロジェクトへの理解を深めた上で、存分に汗をかいていただく」
そのような運営にご協力いただける方が増えるよう、この3年、常に心がけ、準備してまいりました。
2013年度は、予想を上回るおよそ1,000人の雇用を生む見通しです。
それに加えて、全国から1,000人の方が当プロジェクトを訪問し、
我々の話に耳を傾けていただき、汗をかいてくださいました。
現場で何一つ問題らしきことがなかったのは、来てくださった方の真剣さと協力のおかげです。
初めて来てくださる方、土にはめったに触れない方であっても、指示をよく聞いて、
ご本人のペースで一生懸命仕事してくださいました。
ボランティアの方の作業精度はとても高かったと思います。
手を動かしつつも、周囲の見知らぬ方、地元の方と
少しづつ会話をしていただきながら、私たちも楽しみながら作業できました。
その内容は、過去のブログでも多々紹介しています(例えば、2013年4月22日7月26日10月2日)。
植栽はもちろん最も大事な作業ではありますが、全体から見れば、海岸林再生の多く工程のごく一部です。
当プロジェクトは全国のボランティアに木を植えてもらうために設けているのではありません。
ですが、運よくその場にいらしてくださったボランティアの方に、
「植えてもらわねばならない日」が幾度も来ることでしょう。

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