2022年10月28日（金）に入善町の海岸防災林を久和会長と一緒に見てきました。

　この防災林は、昭和40年代からの開発等によって海岸林が急激に減少したことにより、潮風害に悩ませられた住民からの要請で、昭和60年（1985年）から町と協力して県が造成を開始しています。

　この海岸防災林によって潮風害が緩和され、稲の収穫量等に効果が現れています。富山県に住んでいると、海岸に松林があるのが当たり前だと思っていましたが、大切な役割をしていること、植えて管理してくれている人がいることを改めて感じました。

　先月訪問した、宮城県名取市「海岸林再生プロジェクト」のクロマツの植栽地は広大でしたが、入善町の海岸林は幅が30ｍほどで、クロマツと広葉樹を混植してあり、防風柵も造成された年代によって材質や形が様々で、見ていて飽きないなぁ、と思いました。（さすが、オイスカ本部の吉田俊通部長オススメの海岸林！）

サイクリングロードも整備されており、海と松林、立山連峰と青い空の美しい景色を、ぜひ他の人にも紹介したくなりました。（事務局　宮崎）