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- 2024オイスカ 夏募金 <6/14~8/23>
ご支援ありがとうございました
6月14日からご支援の呼び掛けをさせていただきました「2024オイスカ夏募金」は、8月23日をもちまして期間が終了しました。この間、385人もの多くの皆さまから、6,431,234円(8月26日現在)のあたたかいご支援をいただくことができました。ご支援に感謝申し上げます。
お一人おひとりからのご寄附がたくさんの活動の源となり、季節募金をさせていただくたび、多くの皆さまに支えられての活動であることをひしひしと感じます。「微力ながら応援させていただけて光栄です」とのメッセージに、オイスカの活動の意義を深くご理解くださっていることを感じ、背筋の伸びる思いです。
支えてくださる皆さまが、オイスカを信頼して託してくださった未来への保険を、住み続けられる未来を実現するため、世界各地の現場で大切に使わせていただきます。今後とも、応援よろしくお願い致します。
2024年8月27日
啓発普及部 鈴木和代
―ともに、つなぐ
2023年は、カナダやハワイ、ギリシャで記録的な森林火災が発生しました。2020年からの3年間で年平均831万ヘクタールが焼失、20年前と比べ、2倍近くに拡大しています。フィリピンとタイのオイスカの現場でも植林地や近隣地での山火事の報告がありました。40度を超え、1ヵ月以上降水のない日が続き、森林火災の痕跡がいたる所で見られたといいます。
「開発途上国が激しい気象に適応し、自然を保護し、持続可能な開発を支援するための資金を、劇的に増額しなければなりません」
これは、世界環境デー(6月5日)に寄せたグテーレス国連事務総長が発信したメッセージです。地球の陸地面積の3分の1を占める森林は、二酸化炭素を吸収し、清らかな水をもたらし、生き物や森の恵みを育みます。そして、土砂崩れ、下流域の洪水を防ぐ防災や減災にもなり、人々の暮らしを安定させ、持続可能なコミュニティにつながります。
美しい自然を守り、「住み続けられる未来」を将来の子どもたちにつなぐ活動に、ぜひあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
―Story
遠く離れた場所で森をつくる。
地球の危機を、この場所のくらしを何とかしたいと思うから。
街から遠く離れたこの村で一緒に植え、笑い、泥だらけになった大切な思い出。
鮮やかに刻まれた記憶は心に芽を出し、苗木とともに成長する。
私たちが共有したのは少しの時間だけれど、芽吹いた思いが森をつくる力になる。
社会は変わる。変えられる。
▶「ともに、つなぐ」 ~自然や地球への想いは、世代や国境を越え、つながる~
#1
地元の子どもたちとの
一期一会の出会いを大切に。
/フィリピン 南イロコス州
#ともにつなぐ #マングローブ植林 #ボランティアツアー #「子供の森」計画 #次世代へつなぐ
これまで、いくつかの国でオイスカの「子供の森」計画の植林に参加してきました。いつも楽しみにしているのは、地元の子どもたちと地域の皆さんとの植林を通した交流です。
子どもたちの素朴なまなざしと地元の皆さんの温かいおもてなしに、毎回感激します。短い時間ですが、地元の学校や村を訪問し、一緒に植林作業をし、ジェスチャー交じりで笑い合い、別れがつらくなる、その繰り返しですが、その一期一会の出会いを大切にしています。
時々、あの時の子どもたちはどんな大人になっただろうか?一緒に植えた木はどれだけ大きくなっただろうか? と、ふと思うことがあります。
それでも、年に2回ほど来日する「子供の森」計画の親善大使の子どもたちの発表を聞くたびに、活動の目的が確実に継承されていると実感しています。
以前訪問したスリランカの小学校で、「木や花や動物たちの声を聴いてください」と子どもたちに話したことがありますが、最近、季節の移ろいや自然の変化に敏感になってきたのは、あの時の話が自分への問い返しになっているように感じます。さまざまな環境問題が地球規模で叫ばれていますが、日々、生活の中で無理をせず地道に自分が出来ることからやっていこうと思っています。
―山口 浩さま(オイスカ賛助会員)
#2
日本人と植えたマングローブが
私たちの生活に多くのものをもたらしてくれました。
/フィリピン 南イロコス州
#ともにつなぐ #フィリピン #ボランティアツアー #マングローブ
コロナのパンデミック以前は、日本からボランティアが年に2回ほどフィリピン北部を訪れてくれていました。ホームステイを受け入れた家庭では、ボランティアの皆さんを温かく迎え入れ、彼らからさまざまなことを学び、フィリピン人と日本人ではなく、ひとりの人と人との心の交流ができました。
私は、南イロコス州で日本人ボランティアと一緒にマングローブを植えたことがあります。植林を通して、私たちフィリピン人は日本人と深い友情を育むことができました。マングローブは私にはあまり馴染みがありませんでしたが、植林をしながら、多くの生物がマングローブに生息していることを学びました。地元のコミュニティは、マングローブ林で獲れる魚で生計をたて、そして、マングローブがあることによって強風や台風の高波などから暮らしが守られていることを学びました。
私たちが関心を持ち、植林を続けることで、ただ穏やかにたたずんでいるマングローブの巨人たちは、私たちの生活に多くのものをもたらしてくれるだろうと思います。
―ラブリー・クルスさん
#3
険しいはげ山に
木を植えるだけのために登ってくれた。
/フィリピン アブラ州
#ともにつなぐ #フィリピン #ボランティアツアー #はげ山再生 #自然への感謝
日本人の植林ボランティアが、私たちの地域のはげ山になった険しい山に、ただ木を植えるためだけに登るということそのものに感謝しています。日本人と一緒に植林した思い出は、私の日々の生活の中でずっと色鮮やかに生き続けています。一緒に植えた木々を見ると、彼らのおかげで新鮮な空気を吸うことができることを実感します。
日本人は、自然の中のあらゆる生命に感謝し、自然に対する畏敬の念を持っているがゆえに、自然と共存することができるのだと考えています。そのような考えをする日本人に敬意を表します。
―クリピーナ・トゥパシ・ロドリゲスさん
#ともにつなぐ
あなたの植林の思い出大募集!
・泥で転びそうになったとき、手をとってくれたあの子との思い出
・言葉は分からないけれど、なぜか楽しかった村人との思い出
・10年前に植えた木が大きく育っていてびっくり!
など、あなたの植林の思い出を写真とコメントでお寄せください!
<例>
8年前、家族でタイ ラノーンにマングローブ植林に行きました。一緒に作業をしたわけではないけれど、地元のおばさんと何となく気持ちが通じました。暑いよね。冷たいもの欲しいでしょ?と笑顔で。植えた木は大きくなったかなと思うのと同時に、このおばさん元気かな?また会いたいなと思います。(鈴木和代)#ともにつなぐ #タイ植林の思い出
<応募方法>
写真にその思い出(100字程度)を添え、「#ともにつなぐ」をつけてSNSに投稿! もしくは、メール(gsm@oisca.org)でお送りください
※皆さんの投稿はオイスカの公式アカウントでシェアさせていただきます!
―たとえば、あなたの寄附で、できること。
オイスカは、自然に生かされていることへの感謝の心を持つ「人」を育てることを柱に、森づくりや循環型農業の実践、自然と暮らしを豊かにする地域づくりを行っています。地域環境の危機が迫る中、オイスカができることに取り組み、「住み続けられる未来」を実現するためには、皆さまの支えが必要です。ぜひ、2024オイスカ夏募金にご協力お願いします。
▶30,000円で
海外からの研修生が、国内の研修センターで5日間の研修を受けることができます。環境に負荷をかけない農業を通して、自然を慈しみ感謝する気持ちを育み、地域の発展を担う素養を身に付けられます。
<活動4>地域の発展を担う人材を育てる(国内・研修センター)
オイスカの活動の土台は、土づくりから始まる持続的な農業の実践を通じた「人材育成」です。福岡、香川、大阪、愛知の国内4ヵ所の研修センターでは、住み続けられる未来のために活躍できる人材の育成に取り組み、日々、海外からの研修生と向き合っています。
一所懸命に育てた収穫間近の作物が、自然災害で台無しになることもあります。自分たちにはコントロールできない自然を相手にすることが、その偉大さを感じ、感謝する心を育むのだと思います。さまざまな国から来る研修生は、お互いの文化を尊重し、家族のように励まし、いたわり合いながら研修に励んでいます。ふるさとの村の発展のために日々努力する彼らの応援をよろしくお願いいたします!!
―中部日本研修センター 中村仁美
▶20,000円で
桑の木を管理するための剪定バサミとノコギリが、4セット購入できます。養蚕農家にとって、品質の高い繭を生産するためには桑園の管理はとても重要です。(フィリピン)
<活動1>生活を豊かにする・産業を育てる
オイスカは1960年代から、食糧危機に苦しむ人たちのため、日本から技術者を派遣して農業技術の普及に努め、食糧増産に貢献しました。この経験を活かし、アジア太平洋各地にモデル農場や研修センターを設置し、農業技術を指導する活動を続けてきました。また、有機循環型農業や養蚕の普及などの地域全体の産業育成につながる活動も展開。村のため池や道路などのインフラ整備活動、小規模融資といった活動も行っています。
ふるさとでずっと暮らしてほしいと願い、「村に産業を」との思いから、28年間、養蚕一筋に取り組んできました。蚕の病気や台風の被害、コロナ禍などで苦しい時期もありましたが、養蚕は農村家庭の生計向上や女性の就業機会になると、政府の後押しがあり、現在、ほかの州への普及を図っています。養蚕で農村の人たちを支援することが私の使命です。活動を一緒に応援してください。
―フィリピン バゴ研修センター 所長 渡辺重美
▶10,000円で
森づくりの現場で、ボランティアへの指導や安全管理のほか、ボランティアでは難しい危険を伴う作業や森林整備をする林業作業員1人を半日雇用でき、健全な森を育てることができます。
<活動5>日本国内の森づくり
環境保全の一環として、1990年代から国内の森づくり活動が盛んになりました。全国13の地方組織が中心となり、地域の人々と共に森を育む活動を続けています。
▶5,000円で
塩分が高い土や乾燥にも耐えられる苗木や薬草を500㎡に植えることができます。訪日研修生OBがコーディネーターとなり、アラル海湖底の沙漠を緑に変える計画です。(ウズベキスタン)
<活動2>森を育て災害に強い地域をつくる
森は、風や砂、潮、土砂崩れなどから人々の生活を守る役割を果たしています。近年、想定を超える規模の災害が世界各地で発生する中、オイスカは災害から地域を守るため、タイやフィリピン、インドネシア等で、森林を含む生態系全体を育て、災害に強い地域づくりが進んでいます。
▶3,000円で
森林劣化の進む北部タイで、子どもたちが環境改善に向けて植える郷土樹種の苗木を10本購入することができます。(タイ)
子どもたち自身が学校や地域で苗木を植え、育てていく活動を通して、「自然を愛する心」や「緑を大切にする気持ち」を養いながら緑化を進めていくプログラムです。1991年にフィリピンの17校から始動し、世界でさまざまな環境問題が深刻化する中で年々各地からの活動要請が増え、2022年度末現在で、37ヵ国5,468校に活動が広がっています。
―これまでの活動実績―
(2024年3月時点)
海外植林面積
累計23,111ha
(陸上14,198ha、マングローブ8,913ha)
木を植えることだけに終わらず、その後の維持管理や、継続的な保全活動をしていくための地元住民への啓発など、持続可能な森づくりを行っています。
国内研修センター
修了生
約5,400人
農業などの研修を通じて、母国やふるさとの発展に貢献する青年育成を行っています。24年度は14ヵ国・地域から22名が来日し、研修に励んでいます。
「子供の森」計画
参加校
5,572校
1991年の活動開始より、これまで世界37の国と地域の子どもたちと共に4,949haの森づくりを行いました。
寄附という形で、オイスカの活動を応援してください
ご寄附はオイスカが国内外で取り組む公益事業全般に活用いたします。
※自由記入欄に「夏募金」とご記入ください
寄附プラットフォーム「Syncable(シンカブル)」からのご寄附はAmazon Payも利用できます!
郵便振替
00110-8-452257
公益財団法人オイスカ
銀行振込
三菱UFJ銀行 永福町支店
普通 0016268
公益財団法人オイスカ
※銀行振込の場合は、「振込日、ご住所、お名前、メールアドレス(FAXの場合)、生年、寄附金額、夏募金である旨を、別途メールまたはFAXにて、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。E-mail kaiin@oisca.org /FAX 03-3324-7111 公益財団法人オイスカ(担当:吉田・鈴木)
寄附控除が受けられます
当法人は平成23年2月1日、内閣総理大臣の認定を受けた公益財団法人です。
そのため、当法人に対する寄附金や賛助会費は税制上の優遇措置が適用され、所得税や法人税の税控除、個人住民税の税額控除(但し、条例で首長の指定を受けている自治体のみ)が受けられます。
➡税制上の優遇措置について(個人) ➡税制上の優遇措置について(法人)
お問い合わせ先
公益財団法人 オイスカ (担当:吉田・鈴木)
〒 168-0063 東京都杉並区和泉 2-17-5
TEL:03-3322-5161 FAX:03-3324-7111 E-mail:kaiin@oisca.org