▶現在の寄附状況

BE PART of the EARTH

―タイ・チェンライ県 ホイエン村の森づくり

タイのチェンライ県に、生物多様性を守りながら持続可能を実現した村があります。

タイとラオス、ミャンマーが国境を接するゴールデン・トライアングル付近の山岳地帯に位置するホイエン村。乾期になると、周囲の山々が焼畑や山火事のために、すすけた灰色に染まります。
村の青年ソムペットさんは、そんな景色を見て村に希望を持てなくなり、ほかの若者と同じようにバンコクに働きに出ました。

しかし、4~5年が経ち、「やっぱりふるさとに戻りたい。どうしたら灰色のはげ山を緑豊かな森にできるのだろうか。ふるさとで食べていくには、どうすればいいのだろうか」と悩み、考えるようになりました。

やがて、森づくりのプロジェクトを村で始めることになり、オイスカと住民が一緒になって苗木の作り方、植え方、肥料のやり方、草刈りの仕方を学び、実践し、森や自然への住民の意識も変わっていきました。

住民たちは最初、「このプロジェクトは本当に私たちの生活を良くしてくれるのか」と疑っていたところもありました。でも、植えた木々が生長し、森らしくなっていくにしたがって、森があると食べ物が得られ、稼げることに気がつきました。地すべりや土砂崩れ、洪水も減りました。「森の持続は、人々のくらしの持続」につながるのです。

ソムペットさんは、「以前は、村の皆に笑顔や協力する機会がそれほどありませんでした。今は、村で仕事ができて収入が得られるようになり、村に笑顔が戻った気がします。森は、私や村の人々にとって幸せの源です」と話します。

山全体の生産力を考えた、持続可能なレベルでの資源利用ができれば、私たちは自然の恵みを利用し続けながら、いつまでも暮らしていくことができるのです。

左がソムペットさん

―たとえば、あなたの寄附で、できること

オイスカは、自然に生かされていることへの感謝の心を持つ「人」を育てることを柱に、森づくりや循環型農業の実践、自然と暮らしを豊かにする地域づくりを行っています。地域環境の危機が迫る中、オイスカができることに取り組み、「住み続けられる未来」を実現するためには、皆さまの支えが必要です。ぜひ、2024オイスカ冬募金にご協力お願いします。

30,000円で

海外からの研修生が、国内の研修センターで5日間の研修を受けることができます。環境に負荷をかけない農業を通して、自然を慈しみ感謝する気持ちを育み、地域の発展を担う素養を身に付けられます。

<活動4>地域の発展を担う人材を育てる(国内・研修センター)

オイスカの活動の土台は、土づくりから始まる持続的な農業の実践を通じた「人材育成」です。福岡、香川、大阪、愛知の国内4ヵ所の研修センターでは、住み続けられる未来のために活躍できる人材の育成に取り組み、日々、海外からの研修生と向き合っています。

環境を守り、人を育てるオイスカの活動や考え方に共感し、研修生・指導員として15年間、活動に携わっています。現在は、四国研修センターで農村青年の自立やフードロス削減、健康な食生活のための食品加工や調理、研修生の生活指導を担当しています。これまでの経験を次世代に伝え、地域の発展に貢献していきます。私たちの活動をぜひ応援してください!

―四国研修センター ガディ

20,000円で

塩分が高い土や乾燥にも耐えられる苗木や薬草を2,000㎡に植えることができます。訪日研修生OBがコーディネーターとなり、アラル海湖底の沙漠を緑に変える計画です。(ウズベキスタン)

<活動2>森を育て災害に強い地域をつくる(海外)

森は、風や砂、潮、土砂崩れなどから人々の生活を守る役割を果たしています。近年、想定を超える規模の災害が世界各地で発生する中、オイスカは災害から地域を守るため、タイやフィリピン、インドネシア等で、森林を含む生態系全体を育て、災害に強い地域づくりが進んでいます。

アラル海の湖底に拡がる沙漠は540万haともいわれています。塩や乾燥に強いサクサウールでも、表面に塩が噴き出した土壌ではうまく育たないこともあります。広大な面積の沙漠を前に無力感を感じることもありますが、それでも緑の大地と豊かなふるさとを取り戻すため、前に進み続ける力をいつも日本の皆さんからいただき、感謝しています。

―プロジェクトコーディネーター ジャンボラート

10,000円で

森づくりの現場で、ボランティアへの指導や安全管理のほか、ボランティアでは難しい危険を伴う作業や森林整備をする林業作業員1人を半日雇用でき、健全な森を育てることができます。

<活動5>日本国内の森づくり

環境保全の一環として、1990年代から国内の森づくり活動が盛んになりました。全国13の地方組織が中心となり、地域の人々と共に森を育む活動を続けています。

5,000円で

飼育しているヤギの病気の予防の薬を5頭分購入できます。周辺の草を刈って与えるだけのヤギの飼育はえさ代もかからず、フンを堆肥にもでき、自家消費のほか販売による収益も期待できます。(インドネシア)

<活動1>生活を豊かにする・産業を育てる

オイスカは1960年代から、食糧危機に苦しむ人たちのため、日本から技術者を派遣して農業技術の普及に努め、食糧増産に貢献しました。この経験を活かし、アジア太平洋各地にモデル農場や研修センターを設置し、農業技術を指導する活動を続けてきました。また、有機循環型農業や養蚕の普及などの地域全体の産業育成につながる活動も展開。村のため池や道路などのインフラ整備活動、小規模融資といった活動も行っています。

3,000円で

子どもたちが10本の苗木を植えることができます。乾いた大地に緑が広がるようにと願いを込めて、地元の寺院やコミュニティと協力しながら郷土種を中心とした植林を進めています。(カンボジア)

<活動3>自然を守る心を育む(海外・「子供の森」計画)

子どもたち自身が学校や地域で苗木を植え、育てていく活動を通して、「自然を愛する心」や「緑を大切にする気持ち」を養いながら緑化を進めていくプログラムです。1991年にフィリピンの17校から始動し、世界でさまざまな環境問題が深刻化する中で年々各地からの活動要請が増え、2023年度末現在で、37ヵ国5,572校に活動が広がっています。

―これまでの活動実績

(2024年3月時点)

海外植林面積
累計23,111ha

陸上14,198ha、マングローブ8,913ha

木を植えることだけに終わらず、その後の維持管理や、継続的な保全活動をしていくための地元住民への啓発など、持続可能な森づくりを行っています。

国内研修センター
修了生
約5,400人

農業などの研修を通じて、母国やふるさとの発展に貢献する青年育成を行っています。24年度は14ヵ国・地域から22名が来日し、研修に励んでいます。

「子供の森」計画
参加校
5,572校

1991年の活動開始より、これまで世界37の国と地域の子どもたちと共に4,949haの森づくりを行いました。

🍃寄附者からのコメント🍃(2024オイスカ夏募金より)

 ○ 大好きな大好きな地球大好きな緑大好きなOISCA応援しています。

 ○ 皆様のお心が一人でも多くの人に届くのを楽しみにしています。

 ○ 気持ちですが、お役に立てれば嬉しいです。

 ○ 少額ですが研修の充実に当ててください。

 ○ 子どもたちに森に関心をもってもらいたい

 ○ ”適切な環境を守りつつ作り出すという壮大なプロジェクトに大いに賛同します!

 ○ ”素晴らしい活動だと思います。微力ながら応援させていただけて光栄です。今後も応援させていただきたいと思います。

寄附という形で、オイスカの活動を応援してください

ご寄附はオイスカが国内外で取り組む公益事業全般に活用いたします。

※自由記入欄に「冬募金」とご記入ください

「Syncable」

寄附プラットフォーム「Syncable(シンカブル)」からのご寄附はAmazon Payも利用できます!

郵便振替

00110-8-452257
公益財団法人オイスカ

銀行振込

三菱UFJ銀行 永福町支店
普通 0016268
公益財団法人オイスカ

銀行振込の場合は、「振込日、ご住所、お名前、メールアドレス(FAXの場合)、生年、寄附金額、冬募金である旨を、別途メールまたはFAXにて、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。E-mail kaiin@oisca.org /FAX 03-3324-7111 公益財団法人オイスカ(担当:吉田・鈴木)

寄附控除が受けられます

当法人は平成23年2月1日、内閣総理大臣の認定を受けた公益財団法人です。

そのため、当法人に対する寄附金や賛助会費は税制上の優遇措置が適用され、所得税や法人税の税控除、個人住民税の税額控除(但し、条例で首長の指定を受けている自治体のみ)が受けられます。

➡税制上の優遇措置について(個人) ➡税制上の優遇措置について(法人)


お問い合わせ先

公益財団法人 オイスカ (担当:吉田・鈴木)
〒 168-0063 東京都杉並区和泉 2-17-5
TEL:03-3322-5161  FAX:03-3324-7111 E-mail:kaiin@oisca.org