代表的なパートナーシップ事例

東京海上日動火災保険株式会社

5ヵ国でマングローブの森づくりを推進

東京海上日動火災保険株式会社の創立120周年記念事業として、1999年よりオイスカとともにマングローブ植林を実施。当初は、フィリピン・インドネシア・タイの3ヵ国にて活動を行っていたが、その後フィジーとバングラデシュが追加となり5か国に広がった。同社は、現在第5フェーズの5年間の事業を推進中。植林だけでなく、育った森の保全につながる活動やEco-DRRの施行など新しい活動にも積極支援いただいている。また、海岸林再生プロジェクトの長期支援、そして2つのプロジェクトには社員ボランティア参加しており、2021年3月までにマングローブ植林に589人、海岸林植林に142名の社員等が参加している。

担当者に聞きました!

経営企画部サステナビリティ室 高津戸さおり

東京海上日動では、保険契約手続きの際にペーパーレスを選択された場合、削減費用の一部をオイスカ様に寄付をすることによりマングローブ植林を進めています。社員やお客様の思いを5ヵ国のオイスカのスタッフと地域の方々へとつなぎ、共に行う森づくりが、生物多様性の保全や海岸線の保護など多くの恵みをもたらしていることを誇りに思っています。

オイスカスタッフの声

本部・海外事業部 調査研究担当部長 長宏行

1999年のスタート時から、今日まで担当させていただいています。規模の大きな植林事業ということもあり最初のころは何度も壁にぶち当たるなど試行錯誤の連続でした。困難があってもツアーに参加された社員・代理店の皆さまの感動の声、そして現地の方々の感謝の声を伺うことで乗り越えてきたように思います。20年以上にわたり継続支援いただいてきたこの事業、今では各国で多くの人々の生活、そして命を守る、世界に誇れるかけがえのないプロジェクトとなりました。