代表的なパートナーシップ事例

三菱自動車工業株式会社

社員と会社が協力。人が訪れて楽しめ、循環する森を目指した活動を支援

2006年よりオイスカと協働し、山梨県早川町における約3haの財産区有林を「パジェロの森」として整備開始。2014年からは町有林約7.23haの整備を開始し、社員参加型の活動を推進。整備活動は社員のボランティアとしてだけでなく、新入社員の社員教育の場としても活用している。活動を継続する中で、森林の循環利用促進のための国産材の活用への理解も深まり、間伐や材の搬出などを実施すると共に、販売店の電動DRIVE STATION に山梨県産材を利用したキッズ・コーナーを設置した。
2009年からは社員が任意で給与から定額募金する「三菱自動車STEP募金」を導入し、「子供の森」計画を支援開始。2017年からは、会社としても同額を寄付する「マッチングギフト」を実施。また早川町を中心とした山梨県の間伐材で作られたつみ木及びパジェロ型ケースを事業所周辺の幼稚園、保育園に寄贈し地域に貢献する活動も行っている。

担当者に聞きました!

三菱自動車工業株式会社 総務渉外部 担当部長 兼 地域・社会貢献推進室長 大石 博基

「パジェロの森」は活動開始から約15年が経ちました。この取組みは、社員が参加する育林活動に留まらず、早川町の庁舎の一部に木材を活用いただく等、森の循環利用促進につながっていることはとても有意義なことです。次世代へ健全な森を残すため、今後も早川町、オイスカの皆様と共に本活動を継続していきたいと思います。

山梨県早川町の声

早川町 町長 辻 一幸

早川町ではコンビニがなくとも生活できますが、車がなければ暮らしていくことができません。そのような町で自動車メーカーの方々に森林整備活動や社員研修を実施いただき、命の源である水を生み出す河川上流域の暮らしを知っていただいていることに意義を感じています。上流域と下流域の交流がより活発になるよう三菱自動車工業、オイスカの皆様とこれからも一緒に活動していきたいと考えています。