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フィリピン

ネグロスシルク事業を基盤とする養蚕普及全国展開支援事業

事業期間: 2019年1月〜3年間(予定)
上位目標: フィリピンにおける蚕糸業が発展する
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フィリピン全体の砂糖生産量の6割を占めるネグロス島は1980年代の後半、世界相場の価格暴落で一時飢餓の島と化しました。この経験を踏まえ、西ネグロス州政府は特に貧困に陥った山間地農民を中心にした支援をオイスカに要請し、養蚕に適していることを確認。1995年から本格的に養蚕の普及活動を開始し、20有余年に亘る活動から良質の繭が生産されるまでになり、2015年にはマニラで開催されたAPECにおいて各国の首脳が着用した民族衣装のバロンタガログにネグロスで生産された生糸が使用されて話題となりました。
こうした実績を受けて2019年1月10日、新たに「ネグロスシルク事業を基盤とする養蚕普及全国展開支援事業」(以下、事業)が外務省の日本NGO連携無償資金協力により開始されました。同日、実施のための資金贈与契約がオイスカと在フィリピン日本国大使館との間で締結されました。今事業は比国政府科学技術省所管繊維研究所(PTRI)、農業省所管繊維開発局(FIDA)、貿易産業省(DTI)、西ネグロス州政府との協力の下、ベンゲット州、アクラン州、東ミサミス州の3州を対象地域として、
@養蚕振興リーダー育成のためのセミナー
Aモデル農家育成のための技術研修
B各州への日本人派遣専門家による農民に対するセミナー及び実施指導
C各州代表者による訪日研修
D繰糸機械の導入による製糸機械の整備等
を主な活動としています。全国展開により新たな養蚕農家の増大が図られ繭の増産と共に良質の生糸生産を目指します。